WineList 【 F-6957 】

「古酒リヴェザルト」

Domaine Sainte Jacqueline

　

　

ドメーヌ・サント・ジャクリーン

　

４世代９０年以上続く造り手、サント・ジャクリーヌはラングドックのペルピニャンの西、サン・テステヴにある造り手で、現在ジョゼとセリーヌ夫妻によって営まれています。

彼らはカルカソンヌの学校でワインを学び、若いながらも様々な新しい試みを行っています。地中海から数十キロはなれたところに、樹齢４０年以上のグルナッシュをはじめ、３８ヘクタールの畑を所有しており、その６０％をビオロジックにて、残りはリュット・レゾネ（減農薬）にて栽培しています。

彼らの祖父は５０年代の最大の当たり年１９５９年の素晴しいヴァン・ド・ナチュレを造りましたが、その素晴しい出来栄えに、頑なに売ることを拒んでいました。そんな貴重なリヴェザルトです。

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ドメーヌ・サント・ジャクリーヌ
リヴェザルト　ヴァン・ドゥ・ナチュレ

Domaine Sainte Jacqueline
1989 Rivesaltes Vin doux Naturel

産地　：　フランス、ラングドック・ルッション地域、A.O.C. リヴザルト（ヴァン・ドゥ・ナチュレ）
生産者　：　ドメーヌ・サント・ジャクリーヌ（ジョゼとセリーヌ夫妻）
品種　：　グルナッシュ１００％
熟成　：　樽で長期熟成（ヴュー・リヴェザルト）
アルコール　：　１６．０％
容量　：　７５０ml
タイプ　：　赤ワイン。甘口（ヴァン・ド・ナチュレ）
デザートワイン

ビオロジックで造られるリヴェザルト。
このヴィンテージより、現オーナーの手によって造られるようになりました。
マホガニー・カラーの落着いた赤。ジャミーな甘さを伺わせながら、紅茶、カラメルのような香りで、落着いています。複雑、深遠で、僅かながら枯淡さもみせつつも、まだ豊かな生命力を持続しています。甘さは決してベタつかず豊饒を体現させるような味わいです。非常に長い余韻。
数少ないチョコレートに合うワインです。

このヴィンテージより現オーナーの手で造られるようになり、ラヴェルも弱冠変更になり「Vieux」の文字は記載されておりませんが、先代のモノと同様な長い熟成をしています。
インポーターの試飲会(2007/08)で、1974, 1978, 1989 と飲み比べました。どれも素晴らしく伸びのある深い味わいと余韻。
圧巻の1959にはかなわないものの、２０年も熟成した1989ですが香り高いピチピチ感には好感。
　
ヴァン・ド・ナチュレ(VdN)
は糖度の高いモストがアルコール醗酵している途中（比重が1050〜1060⇒残留糖分が50g〜60gくらいになったところ）でミュタージュ（アルコール添加）を行い醗酵を止めて造られる甘口ワインで、ソーテルンなどの貴腐ワインなどとは製法がちがいますので、貴腐菌からくる味わいとは異なり、若い頃は香り高く、ピュアでクリーンな甘味が特徴です。

　

サント・ジャクリーンのリヴェザルト

　●F-6957 Dm.サント・ジャクリーヌ、リヴェザルト 1989　

　●F-6958 Dm.サント・ジャクリーヌ、リヴェザルト 1978

　●F-6959 Dm.サント・ジャクリーヌ、リヴェザルト 1974

　●F-6960 Dm.サント・ジャクリーヌ、リヴェザルト 1959

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