WineList 【 F-6775 】

樹齢40〜60年の古木で、単位収穫量は35hl / haと極少量、生産量はたったの10000本


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ドメーヌ・デ・コトー・デ・トラヴェール
コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ
ケランヌ 赤

Domaine des Coteaux des Travers
Cotes du Rhone Villages A.C
2002 Cairanne Rouge

産地 : フランス、コート・デュ・ローヌ地区
生産者 : ドメーヌ・デ・コトー・デ・トラヴェール
ブドウ品種グルナッシュ60%、ムールヴェドル30%、シラー10%
樹齢 : 40〜60年
単位生産量 : 35hl/ha
アルコール度 : 14%
濃い紫がかった赤。熟したチェリーやプラムなどを想わせるフルーツの風味が豊満です。それと胡椒のニュアンスが印象的。タンニンはきめ細かく、滑らかに口中に広がります。
ケランヌの畑はいくつかの異なる土壌の区画に分かれているため、ブレンドすることによって複雑味が増すのだという。
 
もともとラストー村を拠点とするロベール・シャラヴァンさんのケランヌの畑は幾つかに区画が分かれていて、砂質、粘土質、そして赤土で小石の多いガリッグ土壌があります。この異なる区画から取れたブドウをブレンドすることでより複雑性が増し、奥行きのある味わいとなります。樹齢は40〜60歳の古木、単位収穫量は青摘みを徹底している為、35hl/ha と平均値(42hl/ha)をかなり下回っています。最終的には1株のぶどうの木に6〜8房のぶどうしか残しません。この青摘みの作業は凝縮感とコクのある美味しいワインを造るには欠かせない作業で、ラストー村の生産者ではロベールさんを含め3軒しか行っていないそうです。その他、ぶどうを育てるにあたって、除草は最低限に抑え、逆にブドウと競争させるため列の間にわざと雑草を生やしています。収穫はもちろん手摘みです。

<ケランヌ村はこんなところ>

ローヌ・ヴィラージュ16の村の中でも特に土壌条件、日照条件がぶどう栽培に最適であると言われるケランヌ村。ラストー、ケランヌ、セギュレ、サブレ、ジゴンダスと緩やかな丘陵地帯と平野が続きますが、粘土石灰質の土壌にローヌ特有の大きな丸石がごろごろ転がっており、この石が涼しい夜でも熱を放射し、ブドウの生育を助けます。日照時間はフランスで一番長く、降水量は一番少ないところです。

<造り手 ロベール・シャラヴァンさんはこんな人>
一言で言うと、すごくまじめで頑固で徹底主義な人です。ワイン造りにおいてまじめなのはとても大事なことで、生育状態から衛生面の隅々に至るまで、全てのぶどうの状態を把握し、完璧に畑を管理するのは総面積18ヘクタールと言えど大変なことです。彼の信条は自分の思ったことと目で見て納得したこと、そして自分のやり方をひたすら信じて前進するということで、より美味しいワインをつくることだけを追求し、周囲のことはあまり気にしません。「我が道を行く」といった感じで、自分が納得するワインしかつくらない、正に職人です。ただ、決して自分の殻に入ったままで自己満足だけのワインをつくろうとしているわけではなく、他の生産者のワインで美味しいものがあるとそれを積極的に知ろうとします。

 その他取扱いのドメーヌ・デ・コトー・ドトラヴェールのワイン
F-7363 コート・デュ・ローヌ ラストー
F-7760 コート・デュ・ローヌ ラストー “キュベ・プレステージ”


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