<造り手 ロベール・シャラヴァンさんはこんな人>
一言で言うと、すごくまじめで頑固で徹底主義な人です。ワイン造りにおいてまじめなのはとても大事なことで、生育状態から衛生面の隅々に至るまで、全てのぶどうの状態を把握し、完璧に畑を管理するのは総面積18ヘクタールと言えど大変なことです。彼の信条は自分の思ったことと目で見て納得したこと、そして自分のやり方をひたすら信じて前進するということで、より美味しいワインをつくることだけを追求し、周囲のことはあまり気にしません。「我が道を行く」といった感じで、自分が納得するワインしかつくらない、正に職人です。ただ、決して自分の殻に入ったままで自己満足だけのワインをつくろうとしているわけではなく、他の生産者のワインで美味しいものがあるとそれを積極的に知ろうとします。
|