南部ローヌの白の逸品

Dm.アラリー　ダニエル・エ・ドニ
ラ・フォン・デステヴァンス・ケランヌ
コート・デュ・ラーヌ・ヴィラージュ 白

Domaine Alary Daniel et Donis
La Font d'Estevenas Cairanne 2002
Cotes du Rhone Villages Blanc A.C

産地 ： コート・デュ・ローヌ南部ケランヌ村
生産者 ： Dm.ダニエル＆ドニ・アラリー
ブドウ品種 ： ルーサンヌ６５％、ヴィオニエ３０％、クレレット５％
醸造 ： クレーレットの一部を新樽醗酵
平均樹齢 ： ２０ 年
栽培面積 ： １．０ ha
単位収穫量 ： ４０hl/ha
平均年間生産量 ： ３，５００ 本
アルコール度 ： １３．５％

このワインの総生産量はたった３，５００本。収穫・醸造は品種別に行なわれ、クレーレットは一部新樽発酵させています。
パーカーは「アラリーはローヌ南部で最上の白ワインを生産しようと試みている」とコメントし、1998ヴィンテージにワイン・アドヴォケイトで９０点をつけました。

白い純粋無垢な花をも思わせるしなやかさをみせながら、ボディ豊かでしっかりした構成で辛口。シャープさもあります。余韻はフルーティで持続性もあります。

アラリーはパーカーが４〜５つ星に評価する生産者。 Wine Buyer's Guideﾀ第６版でも「南コート・デュ・ローヌで最もリッチで複雑、完璧なワインを造りライトなヴィンテージでも価値あるワインを造る」と評価されています。
	＜ドゥニ・アラリー＞さんて、こんな方： 現在、ケランヌの生産者組合の組合長を務めており、来日経験もあります。その折、日本人が家に土足で上がらない清潔さを非情に気に入り、帰国後自宅玄関に土間をつくり、それ以来、家族全員靴を脱ぐ習慣がついてしまったそうです。良いと思ったことは、すぐ取り入れる姿勢、組合長を務める人望・品は、ワインに表れています。 1692年から続くワイン生産者の家系で、約25ha所有する畑でリュット・レゾネを実践しています。普段は物静かなドニ・アラリー氏ですが、栽培に関しては「病害などでどうしても必要な時には化学薬品も使うので有機栽培ではありませんが、私達はリュット・レゾネよりは限りなく有機に近い栽培をしています」ときっぱりと言い切ります。そんなアラリー氏の穏やかさと真面目さはワインにも表れています。

　

その他取扱いのDm.アラリー　ダニエル・エ・ドニのワイン
●F-6770 ラ・グランジュ・ダニエル 2001 赤　
●F-6773 コト・デュ・ローヌ・ヴィラージュ 2002 ケランヌ・ヴィニュロン 赤