Wine List 【 F-6332 】

オンリーワンの独自性を備えたコルシカ島のワイン
Clos Fornelli


パリジェンヌの美的センスとコルシカの個性が見事に融合
パリのIBMから転進したカップルが手がけるドメーヌ

 

 

 

クロ・フォルネリ、コルシカ 

Clos Fornelli. 2019 Rouge AOC Corse


産地 : フランス、コルシカ島、AOC:ヴァン・ド・コルス
生産者 : ドメーヌ・クロ・フォルネリ(ジョゼ・ヴァヌッチ)→ドメーヌ詳細
品種 : ニエルッチオ90%、スキアカレッロ10%
樹齢 : 20〜30年
栽培 : テロワールを大切にすることから灌漑はおこなわない
醸造 : 手摘みで収穫した葡萄を完全に除梗。その後,温度管理機能付きのセメントタンクで野生酵母のみでアルコール発酵を行う。発酵は20〜30度。発酵期間は2〜3週間。この間1日1回のルモンタージュを実施。発酵終了後,引き続き20日間の果皮浸漬を施す。アルコール発酵の後半から果皮浸漬にかけて1週間に1回バトナージュを施す。発酵槽から引き抜き,圧搾した後,引き続きセメントタンクで熟成を行う。熟成期間は約10ヶ月。瓶詰めの1ヶ月前にアッサンブラージュを行い、無清澄・無濾過で瓶詰め。
アルコール度 : 14.0%
容量 : 750ml
生産量 : 9,000本
タイプ : 赤ワイン。ミデアムボディ
 : リュットレゾネ

  

バランスが取れ、凝縮し、素晴らしく成熟したタンニン。レッドフルーツやカカオ、胡椒などの香辛料の香りが複雑に混じり合い、長い余韻がある。

ハム・ソーセージなどの豚肉加工品、ジビエ料理、山羊などの個性あるチーズに。

 

 
当主ジョゼ・ヴァヌッチと夫のファブリス・クルメール


畑とドメーヌ

クロ・フォルネリは,ベルギーからコルスに移住したVanucciヴァヌッチ家によって1928年に設立されたドメーヌ。ヴェルメンティーノ,ニエルッチオ,スキアカレッロ,シラーといった品種を栽培していたが,収穫した葡萄は地元の協同組合に売却され,長年,元詰めワインは生産していなかった。現在3代目の女性当主を務めるJosee Vanucciジョゼ・ヴァヌッチは,バリバリのキャリアウーマンとして2004年までパリのIBMで管理職を務めていた。しかし,同じパリのIBMで知り合った夫のFabrice Couloumereファブリス・クルメールとともに2005年にパリを離れて家業のドメーヌを継承することを決意。故郷のコルシカの葡萄畑で自身の手によるワイン造りを始めた。
ジョゼはボルドー大学で農業技師課程,ディジョン大学でワインMBA課程を専攻し,ドメーヌでは栽培と醸造を担当。一方,商科大学を卒業した夫のファブリスは販売と顧客とのコレスポンデンスを担当している。2人はコルシカ北部では極めて珍しいスキアカレッロ100%の赤ワインや,コート・ド・ボーヌの白を思わせる樽熟成の白ワイン。そして同品種でありながらセニエ法と圧搾法で違いを際立たせた2種類のロゼワインなど,これまでの旧態依然としたコルシカワインの概念を根底から覆す,上品で洗練されたワイン造りを行っている。元パリジェンヌのセンスを生かしたスタイリッシュでカラフルなプレゼンテーションも斬新で個性的だ。将来的にはバイオダイナミックを目指すと公言する自然な農法から生まれるワインは,柔らかくエレガントで,今パリに生きる現代女性のように溌剌として我々の心を魅了する。2005年が初ヴィンテージだが,「ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス」誌やその他の雑誌でも取り上げられ,パリの三ッ星「ラストランス」や,二ッ星の「グラン・ヴェフール」,ロンドンの二ッ星「ピエ・ア・テール」などを筆頭に,フランスとイギリスの多くの星付きレストランで既に採用されている。カラフルで現代的で,今最もホットな新時代のコルシカワインです。

Clos Fornelli クロ・フォルネッリのワイン

 F-6331 クロ・フォルネリ、コルシカ ブラン 

 F-6332 クロ・フォルネリ、コルシカ ルージュ 

 F-6333 クロ・フォルネリ、コルシカ ロゼ 

 F-6335 クロ・フォルネリ、ロブ・ダンジュ ブラン 

 F-6336 クロ・フォルネリ、ロブ・ダンジュ ルージュ 

 F-6337 クロ・フォルネリ、ロブ・ダンジュ ロゼ 

 


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