WineList 【 F-5012 】


バルモン畑+バタイユ畑=バルタイユ


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フィリップ・ジャンボン
バルタイユ
ヴァン・ド・ターブル

Philippe Jambon
Baltailles
Vin de Table de France


産地 : ブルゴーニュ、ボジョレ地区、バルモン&バルタイエ畑
(ヴァン・ド・ターブル)
生産者 : フィリップ・ジャンボン
ブドウ品種ガメィ
アルコール度 : 12.5%
ヴィンテージ : 2003の生産のワインですが、ヴァン・ド・ターブルのために、ヴィンテージ表記はしておりません

<インポーターコメント>
2002年に続きブドウの収量が少なく、ジャンボンが所有する畑「バルモン」と「バタイユ」をブレンドして、「バルタイユ」になりました。
過去に例を見ない難しい年であった2003年は、ついにヴァン ド ターブルとなってしまいましたが、理由は恐らくINAO(AOCの監督官庁)の官能検査で、ボジョレーらしくないと判断されたからのようです。いわゆる「ボジョレーらしい」か「らしくない」かは別にして、毎年その顔を変幻自在に変えるジャンボンのボジョレーは、ガメイの可能性を最大限に引き出し、我々を楽しませてくれるものに他ならないと思います。

 

ジャンボン氏は化学物質がぶどうの構成々分に及ぼす悪影響を非常に警戒しており、設立時から有機農法を取り入れています。
健全なぶどうであれば醸造テクニックなど使わずとも、それだけでしなやかで感動を呼ぶ自然派ワインが生まれる。そのワインは、時には熟成状態の関係で風味が閉じたり開いたり変化の波が大きいのも自然派ワインの特徴。また、醸造技術に頼ったワインよりヴィンテージによる作柄の変化が出るかもしれないが、個性があり風味豊かな味わいとなると考えています。

スイスの名門レストラン「ジラルデ」でソムリエをしていたフィリップ・ジャンボン氏はその当時、頻繁にマルゴーやラフィットなどのグランヴァンを試す機会がありました。彼は長い間それらのワインが最高のものと考えてきましたが、ある時グラムノンのワインを飲んで強い衝撃を受けたそうです。その後「自然派」と呼ばれる造り手達のワインを飲むにつれ、彼らのワインは1本を飲んで数日たった後で再び飲みたいという気分になる場合が多いことに気がつきました。『グランヴァンは確かに凄いワインであるが、自分にとって深く感動するワインではなかった。』と彼は語っています。その後リヨンの小さなビストロに移ってさらに自然派のワインに接する機会が増えた彼は、ある日「ダール・エ・リボ」のワインを飲んで非常に感激したそうです。そして自分もこのようなワインを造りたいとの思いを押さえきれなくなり、97年に有名なクリュではありませんが樹齢の高い南向きの極めて条件に恵まれたボジョレー・ヴィラージュの畑を手に入れ、とうとうワイン造りを始めることになったのです。
手に入れた畑の面積は僅か1ha。1台の一輪車すらない状況から始めました。発酵槽は仲間に借りて、自宅の物置を改造して小さなセラーを作り、熟成蔵も半分は友人に借りています。


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