ドメーヌ・ラトゥール・ジロー
Domaine Latour Giraud


ムルソーの地で16代に渡りワイン造りをしてきた歴史あるドメーヌ、ラトゥール・ジロー。このドメーヌの名前を耳にしたことがある方は、かなりのムルソー通です。
日本では、まだ名前を聞きませんがヨーロッパやアメリカでは近年トップ・ドメーヌの仲間入りを果たしたスーパースターとして知られています。

しかし、16代も続いているのになんで今ごろ頭角を?
その理由は現当主ジャン・ピエールにあります。
彼が醸造学を身に付けてドメーヌに参加してからというものこのドメーヌは変わりました。ジリジリと力をつけ、現在ではスターダムをものにしたラトゥール・ジロー。


イメージはアリゴテ
 

インポーターが今春ドメーヌ・ラトゥール・ジローを訪問したそうで、その時のドメーヌの印象等が届いていますので、コピーさせていただきました。

2002年春。

我々は、ラトゥール・ジローの実力のほどを確めるためブルゴーニュへと飛びました。
当主のジャン・ピエール氏は、ステンレスタンク醗酵等の近代的な技術を積極的に取り入れドメーヌに革新をもたらした人物。
彼がこのドメーヌに革新をもたらさなければ、「ムルソーの新星」にはなれなかったでしょう。
ドメーヌをここまで押し上げた彼がどのような考えをもっているのか?訪れた際にくわしく聞いてみました。

 

◆ジャン・ピエール氏が語るワインへのこだわり◆

限りなく自然に近いワインを追求する
「自然に近い、ピュアなワインを造ることを目標としています。毎年、畑の手入れ方法を少しずつ変えて、常に自分の目標のワインをつくることに ベストを尽くしています。自然にまかせつつも、畑の手入れは怠りません。また、熟成中のワインも、少しずつ味見をし、常に状態を確認します。日々研究・向上を心がけているので、『必ずこう』というポリシーはありませんが、いつもピュアで熟成に耐えるつくり方を心がけています」

全てのワインはノン・フィルター
「1994年以来、基本的に全てのワインはノン・フィルターでつくっています。にべ(魚の骨・鰭などのゼラチン分を乾かしたもの)による清澄作業のみ行っています」

自分のワインについて  
「日本のお客様には、自分のワインは時間をかけてゆっくりと見、評価して頂くようお伝え下さい。良い年に良いワインをつくるのは誰にでも出来ることですが、私は  毎年、良いワインをつくる自信があります」(終始はにかんだ笑顔の氏でしたが、この時だけは自信に満ちた表情をされていました)

Dm.ラトゥール・ジローのワイン
F-7497 ブルゴーニュ・アリゴテ 2000
F-7498 ブルゴーニュ・シャルドネ 2000
F-7499 ミュルソー・クロ・デュ・クロマン 2000
F-8248 ミュルソー キュヴェ・シャルレ・マキシム 2002
F-7502 ミュルソー 2002 1erCru ジュヌブリエール
F-7503 ポマール 2000
F-7944 ミュルソー 1erCru カイユレ2001