WineList 【 Us-7434 】

ワシントン州のワイン


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ヘッジス・セラーズ
フュメ&シャルドネ
コロンビアア・ヴァレー

Hedges Cellers
Fume & Chardonnay 2002
Columbia Valley


産地 : アメリカ、ワシントン州、コロンビア・ヴァレー
生産者: トム・ヘッジ
品種 : ソーヴィニォンブランシャルドネ
アルコール度:13.5%

このコロンビア・ヴァレーの白はアメリカでフメと呼ばれるソーヴィニォンブランとシャルドネという珍しいブレンドです。
シトラスっぽい香りと樽の味のバランスがとても良く、果実本来の甘さのしのばせる広がりが口に溢れます。

アメリカ、ワシントン州にあるワイナリー、ヘッジス・セラーズは、1988年、オーナーであるトム・ヘッジとアン・マリー夫人と共に、始められました。少ない品種と、少ない種類のワインに的を絞ったワインメーキングで、ヘッジス・セラーズはワシントン州を代表するワイナリーになりました。
ワシントン州東部、コロンビア・バレーは、フランスのボルドーとほぼ同じ緯度に位置し、ボルドーと同じく2種類のぶどうをブレンドすることで、それぞれのぶどうの良い面を引き出し、より複雑味と深みのあるワイン造りをすることで知られています。
ワイン造りを始める前から、トム・ヘッジス氏の名はワシントンのワイン産業においては広く知られていました。当時、様々な農産物をヨーロッパに輸出するブローカーとして働いていたトム・ヘッジは、1986年にスウェーデンの酒類独占公社からワシントン産の良質な樽詰め赤ワインを探すよう依頼されます。トムがスウェーデンに送ったサンプルのうち、認められたのがカベルネソーヴィニヨンとメルロー。 トムはそれぞれのワインを購入し、自らブレンドしてスウェーデンに向け出荷しなければなりませんでした。
最初のワインは、1989年、カベルネソーヴィニヨンとメルローをブレンドしたボルドースタイルのワインとして、スウェーデン向けに出荷されました。出荷するワインに名前が必要だったため、そのワインは「ヘッジス」と名づけられました。 このワインがスウェーデンで高く評価され、大成功を納めます。こうして、「ヘッジス」の名は一気にワイン産業に浮上することになったのです。
そして、翌年1990年には、アメリカ市場での販売が始まりました。
トム・ヘッジとアン・マリー夫人は、やがて自分たちでぶどうを栽培し、自分たちのワインを造ることを決め、翌1991年に最初のぶどう畑を購入します。
ヘッジ氏はシャトースタイルのワイン造りにこだわり、そのため、常に最高品質のぶどうを確保することが必要でした。そこで、カベルネソーヴィニヨン、メルロー、シラーの優良な産地として国際的に評価が高い、コロンビアバレーのレッドマウンテンに自社ぶどう畑を購入しました。
1992年には、ヘッジス・セラーズのラインアップにソーヴィニヨンブランとシャルドネのユニークなブレンドである、「フュメ・シャルドネ」が加わります。
フュメ・シャルドネ(コロンビアバレー・ホワイト)は、その卓越した品質で高く評価されるようになり、すぐにカベルネ・メルロー(コロンビアバレー・レッド)と並ぶ、ヘッジの看板商品となりました。
ヘッジスのシャトー、ベル・ヴィラ、そしてレッドマウンテンの3つのぶどう畑から、それぞれ最良のバレルだけを選んで造られる「スリー・ヴィンヤーズ」は、ヘッジ・セラーズを代表するフラッグシップです。
世界中での数々の成功により、ヘッジ・セラーズは新鋭のワイナリーでありながら、ワインの本場ヨーロッパで確固たる地位を築き上げ、有名な『ワインスペクテーター』誌により「世界でトップ25に値するワイナリー」と賞賛されるに至りました。
 
世界の評価
●ヘッジス 1997 スリーヴィンヤーズ 89ポイント 「ワインアクセス」 2001年3月
●ヘッジス 1999 コロンビアバレーレッド  ワイン・オブ・ザ・ウイーク 「サンフランシスコ ソムリエ」 2001年3月1週
●ヘッジス 1999 コロンビアバレーホワイト   ゴールドメダル 「ワインフェスト2001」
推薦ワイン「ザ・ワインアドヴォケート」 133号 ロバート・M・パーカーJr 
ベスト・バイ 「ワインエンスージアスト」 2000年10月 
トップ100ベスト・バイ・オブ・ザ・イヤー 「ワインエンスージアスト」 2000年