生産地　：　カリフォルニア、セントラルコースト
生産者　： マンフレッド・クランクル
ワインメーカー ：　マンフレッド・クランクル
ブドウ品種 ： シラー84% グルナッシュ8%、プティ・シラー4%、ルーサンヌ3%、 プティ・マンサン1％
熟成　：　50%新フレンチ・バリックにて約22ヶ月熟成。
瓶詰　：　2013年11月に瓶詰めを行い、2014年４月１日に世界同時リリース。
アルコール度　：　１５．５％
容量　：　７５０ml
タイプ　：　赤ワイン、フルボディ

［生産者コメント］
2011年は春には霜が降りたり、長期間寒い時期が続いた難しいヴィンテージでした。収穫が遅くなった上、収量も少なくなりました。
しかし、キャノピーマネジメント、収量制限などを始め、入念で、思いやりを込めた畑仕事をすれば難しいヴィンテージでも品質の差は殆どなくなります。
SQNでは、たとえ寒かった2011ヴィンテージであっても、痩せ細った栄養不足のワインは存在しません。
確かに2011は異例の涼しい年でしたのでワインは早熟ではありませんでした。最初はワインがどのような姿になるかすごく心配で、熟成の最初の段階ではまるで内気で謙虚な「スミレ」のようでした。
その後根気よくワインを見守った結果、その「スミレ」は、大きな花を咲かせ、素晴らしい香りを放つ「マグノリア」へと変貌を遂げました。このイメージが2011ヴィンテージのワインにはぴったりだったので、「Dark Blossom」（暗闇の花）と名づけました。　　

シネ・クア・ノンはサンタバーバラ近郊のオーク・ビューに位置する小さなワイナリーです。

ワイン名のシネ・クア・ノンとはラテン語で『不可欠なもの』という意味ですがオーナー兼ワインメーカーであるマンフレッド・クランクルが語る“シネ・クア・ノン”とは『真の美しさとは個々の主観を超越して心を開くと感じられる』という少し哲学的な考えによるものです。

1992年のリリース以来、ラベルは毎年アート性のあるデザインを毎年替え同じラベルは二度と使いません。またラベルだけではなくブレンドやワイン名も毎年替えており、二度と同じワインは造りません。

各ワインにはユーモラスな名前をつけており
過去には"Against the Wall"（壁に対して）"、"Other Hand"（別の手）"
"Impostor Mc Coy "（ペテン師野郎マッコイ）等があります。

それだけ毎年違うワインを造り続けながらも過去にロバート・パーカーから１３度も100点満点を獲得しております。