Winw List 【 Us-2354 】

カリフォルニアのブドウで造ったグランクリュ??
元オパス・ワンの醸造長が造る
Les Pinot

 

 

 

 

 

 

ワインメーカーでありオーナーのセシル・レマール・ダービース女史はフランス、シャンパーニュ地方出身。大手グランメゾンへのブドウ卸業を営む家庭に生まれ、幼少の頃よりワインに囲まれていました。

フランスにてブドウ栽培学及び醸造学を修めた後、セシルは世界中の一流ワイナリーで醸造に携わることとなります。まずは地元のボランジェでシャンパン造りを学び、その後シャンパンメゾンのジャッカールに移籍した彼女は、同様の造りで名を馳せる造り手との運命的な出会いにより、生まれ故郷を離れる決意を固めました。

セシルが選んだ新たな移籍先は、同じく欧州出身でインシグニアを手掛けたウォルター・シュグ氏がオーナーとなるシュグ。場所はカリフォルニア。シュグでは直接ワインに触れる場に身を置き重責を担いますが、彼女のキャリアアップはこれで終わることはありませんでした。

その後コーベルやイスラエルのゴラン・ハイツなどで経験を積むと、遂には1998年オーパス・ワンにおけるワインメーキングの最重要ポジションである、醸造ディレクター(醸造部長)のポストに就任することとなりました。
1998、1999、2000年と三年連続で醸造部門の責任者として活躍した彼女は2001年オーパスを去り、ソノマ郡ロシアンリヴァー・ヴァレーに畑を購入し独自のレーベルを立ち上げます。手掛けるワインは彼女のアイデンティティーに基づき、故郷シャンパーニュの品種でもあるピノ・ノワールとシャルドネ。そして、少しずつピノ・ムニエの作付けも増やしています。何れ、シャンパンを造るかの如く・・・。

彼女の造るワインは優しく穏やかでありながら、ブドウの特徴が余すことなく表現されています。柔らかな陽射しを浴びたブドウだけが持つ優雅さがあります。ところがそんな彼女のワインも、濃厚で強い果実感が好まれるアメリカで評価を受けるには少し時間がかかりました。

そしてついに2007年9月、サンフランシスコで行われたカリフォルニア・ベスト・ブティックワイン:テイスティング・ファミリー・ワインメーカーズ2007でのこと。参加するワイナリーはブティックワイナリーと呼ばれる家族経営のワイナリーばかり。とにかくワイン造りに情熱をかけている人たちです。このイベントへはまだ埋もれているすばらしいワインを見つけるため、世界中からバイヤーが集まります。2007年は350本を超えるワインが評価の対象となり、セシルのワインは、白ワイン部門でロシアンリヴァーのシャルドネが9.5ポイントの最高得点を叩き出しました。単独の一位です。レッドワイン部門でもレ・ピノが9.5ポイントの最高得点という輝かしい結果を得ます。柔らかく穏やかな、ダービースのワインがアメリカで認められた瞬間でした。


 ダービス・ワインズ
レ・ピノ ロシアン・リバー

Derves Wines
Les Pinots 2004 Russian River


産地 : カリフォルニア、ロシアン・リバー・ヴァレー、モンタンヤ・ヴィンヤード
生産者 : セシル・レマール・ダービス女史
ブドウ品種 : ピノ・ノワール50%、ピノ・ムニエ50%
収穫 : 2004年8月26日
単位収穫量 : 3トン/エーカー
収穫糖度 : 24.3ブリックス度
醸造 : マセレーションとファーメンテーションに18日間
熟成 : フレンチ・オーク・バリック(新樽50%)で17ヵ月
アルコール度 : %
容量 : 750ml
瓶詰め : 無ろ過で2006年3月10日
生産量 : 3,144本
タイプ : 赤ワイン。フルボディ
希望小売価格 : ¥10,368.
 
 

ダービス・ワインズの最上級キュヴェ。
ピノ・ノワールとピノ・ムーニエのブレンドでおわかりのように、セシル女史の故郷・シャンパーニュを意識したもの。
明るく輝くしっかりした紅色。新鮮なタバコ、ハーブそしてイチゴやラズベリー等のベリー系の果実のはっきりした芳香。口に含むと、とってもジューシーでクリーミーながらミネラルに溢れ力強く、ちょっぴりローストしたコーヒーの味わいもあります。素晴らしいバランスで余韻もたっぷりと長い。


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