産地 ： カリフォルニア、セントラルコースト、パソ・ロブレス
生産者 ： クーメイア・ヴィンヤーズ
醸造所所在地　：　カリフォルニア州マデラ　（サン・ホアキン・ワイン・カンパニー）
ワインメーカー　：　リー・ネスビット氏
ブドウ品種 ： ジンファンデル１００％
醸造　：　ステンレスの発酵槽で低温で１４日間。ステンレスタンクで１２ヶ月熟成させた後、アメリカンオークの樽に移し、さらに３ヶ月熟成
アルコール度 ：　 １５．３％
残糖度　：　約６．６ｇ／Ｌ
容量　：　７５０ml
タイプ　：　赤ワイン。ミディアム〜フルボディ

イチゴジャムを思わせるような芳醇な果実味をレースのように覆うヴァニラとスパイスの香りが特徴的なワインです。酸とやわらかいタンニンのバランスも取れており、ワインを飲み始めたばかりの人にも、またワイン愛好家にも十分楽しんでもらえるように、フルーティーで飲みやすいながらも、芳醇なワインに仕上げています。

　　

カリフォルニアでも近年特に脚光を浴びているパソ・ロブレス（サンフランシスコとロサンゼルスの丁度中間点、太平洋から若干内陸に入ったところにある町）にある、１９９９年設立の若い家族経営ワイナリー。ワインメーカーのリー・ネスビッドはまだ３０代ながら、独立前はJ. Lohrやメリディアンでアシスタント・ワインメーカーを務め、現在カリフォルニアで最も注目されている若手ワインメーカーの一人。ワイン・クリティックをして「ブレンドの魔術師」と言わせるほど、様々な味わいのワインを自在に生み出し、創立１３年ながら様々な賞を受賞してきている。

また、２００６年のヴィンテージよりカリフォルニアでも有数のブドウ栽培家であるジョン・シェーファー(セントラル･ヴァレー)と提携を結んだことにより、高品質のぶどうの安定的な大量供給を受けることになった。一方、チリとアルゼンチンにも姉妹ワイナリーを持ち、リーがワインメーカーを勤めている。

年間総生産量は３万ケース。小さなロットでとことんまでこだわったワインを手作りしている。

クーメイアには２つのプログラムがある。
一つはクーメイア・ブランドのプログラムで、それにはホワイトラベル（カウンティー・シリーズ）とブラックラベル（ＡＶＡ，シングル・ヴィンヤード）のシリーズがある。

もう一つはお客様の要望にあわせてワインを作る、プライベート・ブランド・プログラムである。後者はお客様とテースティングを繰り返しながら、求める味わいに作り上げていく。

リーのワインメーキングの哲学は、ワイメーカーの作りたいワインではなく、お客様の飲みたいワインを作ること。決して独りよがりになることなく、お客様の納得がいくワインを作り出すまで、何度でもブレンドをしなおしていく。