Wine List 【 S-9755 】

奥深いスペインワイン
未知なる味わい
ペドロ・ヒメネス種のグラン・リゼルバ
Don PX 1986

 

ボデガ トロ・アルバーラ
ドン・ペー・エキス、グラン・リゼルバ
モンテーリャ・モレス

Bodegas Toro Albala, SA
Don PX
1986 Gran Reserva
Montilla Moriles DO


産地 : スペイン、アンダルシア州コルドバ、モンテーリャ・モレスDO
格付け : グラン・リゼルバ
生産者 : ボデガ・トロ・アルバーラ社
ブドウ品種 : ペドロ・ヒメネス(PX ペー・エキスはペドロ・ヒメネスの略) 
アルコール度 : 17%
エキス分 : 450g/L(現在300g/L程度)
残糖 : 400g/L(現在300g/L程度)
容量 : 375ml
タイプ・味わい : フォーティファイド・ワイン、深淵でコクのある甘口
バッカス2013: 金賞受賞 

収穫した完熟 P.X.(ペドロ・ヒメネス)をを並べ、10 日間の天日干し。水分が蒸発して糖度が上がった干し葡萄状態で圧搾、ステンレスタンクで5ヶ月間発酵。P.X.ワインを蒸留したスピリッツを添加して発酵を止め、ソレラ・システムではなく、同じ樽で最低 25 年以上熟成を経た優良年、単一年度のもの。限定生産。
ワインの伝統産国、スペインの懐の深さを感じさせる1本。
長期間の熟成を経たバルサミコにも似た濃い黒褐色。粘土もあり、甘口を造る品種の女王、ペドロ・ヒメネスの底知れないパワーをみせてくれます。もちろん極甘口ですが、時空を超えて昇華した味わいは、口に含んだ一口を深くいつまでも口の中に留めて置きたい思いにかられます。
「ドン・ペー・エキス」、恐るべし!

 

参考:ドン・PX 1971について、『クラシカル・ワイン』でのコメント
大量のペドロ・ヒメネスが選別され、大きなオーク樽で、このシングル・ヴィンテージのために何十年もの間保管されます。すくなくとも25年以上経て伝統的な品質に達している時のみ、そのヴィンテージはリリースされます。黒いマホガニー色をしたこのワインは、キャラメルのような味がします。

    


トロ・アルバーラ社のパティオ
【インポーターのリリースシートより】
生産量の少ないPX(ペドロ・ヒメネス)の製法は特徴的です。
まずブドウはできりだけ長期間天日に当てるために、収穫した後(8月末ころ)、細心の注意をもって麦わらの上に広げられます。時々裏返しながら、1〜週間、干しブドウのように緑色が消え酸がなくなるまで日に干します。この方法は、遅摘みワインよりもさらにリスクが多く、97年などには雨のためにすべての収穫は無駄になってしまいました。少しでも靄がかかったり、空が曇れば乾燥が不十分になり腐敗が始まって全てが台無しになってしまいます。果肉が凝縮され、麦わらにくっついてしまうため、通常の圧搾法ではなく、オリーブオイルに使われる水圧プレスで圧搾されます。発酵が始まるとすぐに、酒精強化を始め、かなり濃度の高いものにします。通常1リットル当たり約450gのエキス分と、更に400gの残糖が含まれています。樽の中で長期間の酸化と樽自体が吸収することにより、エキス分と糖分は400g/Lほどになります。
この製造法における、品質面の重要性は筆舌尽くし難いものです。理想的な条件下での適切な乾燥状態に加え、優れた古いブドウ畑が必要不可欠となります。これは何世紀にも渡る伝統に基づいた製法です。

レス地区にはPX(ペドロ・ヒメネス)のブドウ畑は存在しないのいで、シェリーの甘味添加につかわれるほとんどのPXや、シェリー醸造家が古いPXの高価なスペシャルボトルを出すときにはモンテーリャの物が使われています。これは公的に認められていることです。
安いシェリーの代わりにワインを製造し、マス・マーケットに切り込もうという動きがこの地区で一般化した中で、トロ・アルバーラは、典型的なクラシックなモンテーリャの製造と保存に貢献してきた現存するわずかな、おそらく唯一の農園です。この努力が実り、トロ・アルバーラは現在スペインで最も権威ある名を誇っており、パリの三ツ星レストラン「ルキャ・キャルトン」でもオンリストされています。


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