Wine List 【 S-3788 】

ワイナート 2011年3月.No61 掲載

Best of Jumilla

 

Juan Gil. Silver

『ずば抜けた濃縮感に最高値を予想。叫びだしたくなるほど旨い。』
『強くて濃いけど、飲み飽きない』
『初心者でも、飲みなれた人でも、どちらにもオススメ』等
満場一致でフミーリャのベストに選ばれました。
また他のエリアのNo1と比べてもダントツで価格も安いです。


ボデガ ファン・ヒル、シルバー ラベル
フミーリア 赤

Bodegas Juan Gil. Silver Label 2021
Jumilla D.O


生産地 : スペイン、フミーリアDO
生産者 : ミゲール・ヒル(ファン・ヒル社)
ワインメーカー : バルトロ・アベリャン氏
品種 : モナストレル100%
樹齢 : 40年
栽培 : ブレンド用とされていた品種モナストレルにこだわり、品質を求めて収量を制限。標高が高く大陸性気候のため、遅成りのモナストレルが十分に熟すのを待っても、酸の効いた仕上がりになる。また、砂漠のような乾いた土地のため、病気対策があまり必要でなく、エル・ニドと同じく減農薬でブドウを栽培している。
単位収穫量 : 30hl/ha
醸造・熟成 : 手摘みにて収穫。発酵にはステンレスタンクを使用。低温浸漬後、24-28度でアルコール発酵。フレンチ・バリックで12か月熟成
アルコール度 : 15.0%
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン。 フルボディ
希望小売価格 : 

ブルーベリーやブラックベリーなどの果実やオリエンタルなスパイスの中に、樽由来のトースティでスモーキーな香りがよく溶け込んでいる。ベルベットのように艶やかなタンニンは甘く、熟した果実は非常にジューシー。ボリュームあるアタックだが、ミネラル・酸により瑞々しさも備えており、果実、アルコール感、オークのエレガントなバランスが素晴らしい。長い余韻には、深みのある果実の旨みが力強く続く。 

ダークチェリーリキュール、粘土、タール、クミン、黒コショウ、乾いた木など程よい樽香。無理な抽出を感じないシルキーでソフトな感触。スパイシーさや酸、鉱物感、野性味が内在。終始崩れず伸びやか。飲み頃Now〜2018
(Winart 61号、塚本氏)

フアン・ヒルの木(シルバー・ラベル)に→鳥(クリオ)が飛来し→巣(エル・ニド)を作った」そんな逸話も語られるボデガのトップ・キュヴェで、【エル・ニド】誕生の「原点」とも言えるワインです。

 

◆ロバート・パーカー氏『価格が5倍の一流ボルドーに引けをとらない』
◆07年まで6年連続90点以上
◆神の雫のコラム『コート・デュ・ローヌの三銃士が10分の1の価格で飲める』
◆ルヴェ・ヴァン・ド・フランス『スペインNo1 モナストレル』
◆ギア・ペニン92点「香りには熟した果実、スパイス、柔らかなオーク、トースト、複雑さが感じれられる。口に含むと力強く、味わいに満ちており、トースト香と熟したタンニンがある」※ギア・ペニン2011コメント:カーサ・カスティーリョのピエ・フランコ2008や、フアン・ヒルのシルバー・ラベル2008はこの地の主要品種(モナストレル)の最高峰である
◆スペイン国営航空会社のイベリア航空ビジネスクラスに採用

 

 

 
ミゲル・ジル氏(右)とバルトロ・アベリャン氏

 
フミーリアDO
  

1916年にフアン・ジル・ヒメネスによって設立され、4世代に渡ってワインを造り続けるフミーリャを代表するボデガ。夏は40度に達するほど暑く、冬はしばしば氷点下に見舞われるほど寒さが厳しい大陸性気候のフミーリャは、年間3000時間もの日照時間に恵まれるが、降水量はわずか300mmと非常に乾燥した土地である。フミーリャの街から10km離れた地、テルミノ・デ・アリバ(『天井の果て』の意)に、醸造スタッフ自ら設計に関わってセラーを新設。海抜は700mと、フミーリャで最も高い場所であるが故にその名で呼ばれており、何世紀にもわたってワイン造りが行われている歴史ある地所である。

 
石で覆われた畑とモナストレルの古木

 
モナストレルの房
  

セラー周辺、海抜700-850m地点に広がる畑の土壌は、その厳しい自然条件ゆえに、石がゴロゴロとした砂っぽい石灰質で痩せている。土地固有のブドウであるモナストレルは、古樹では樹齢40年を超え、若樹ではモナストレルに加え、シラー、カベルネ、メルロー、プティ・ヴェルド等のフランス系品種も栽培されている。どのブドウもこの痩せた土壌に相性が良く、厳しい環境の中で収量は自然と制限され、粒の小さいブドウからはフルボディで香り高く、色調、アロマ共にリッチなワインが生まれる。土地の性格をそのまま引っ張り出してきたようなワインは、スパイスとフルーツのニュアンスに溢れ、また、畑の海抜が高いため、凝縮感だけでなくエレガンスも備える。

 
ヴィンヤード


南の地ながら標高が高いので雪も降る
  

ボデガの4代目ミゲル・ジルはフミーリャの伝統を守る昔ながらのワインメーカーである一方、現代スペインワインの立役者でもある。スリー・リバーズを手掛ける天才醸造家クリス・リングランドを醸造監修に迎え、スペイン最高峰のワインを目指した壮大なプロジェクト、『エル・ニド』では、彼自身がオーナーを務め、見事フミーリャのポテンシャルと、モナストレル本来の質の高さを世界に知らしめた。


エル・ニド


エル・ニド、クリオ

2003年よりフアン・ヒルで醸造担当として手腕をふるうのは、「リッチで、フミーリャのキャラクターが詰まった赤を造らせればトップクラス」と名高い醸造家、バルトロ・アベリャン。この地の気候、テロワール、ブドウをこよなく愛する彼らのワインには、ロバート・パーカーも「魅力的な高品質ワインを、驚くべき価格で世に送り出している」と賛辞を送っており、特にトップキュヴェのシルバー・ラベルを「価格が5倍の一流ボルドーにも引けをとらない」と絶賛している。
(インポーターのHPより転載)


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