Wine List [ J-400 ]

 無添加・生ワイン 微発泡の「サン・スフル」

dancyu 2008年12月号 特集「 dancyu ワイン大賞」

『こういうペティアンは造れそうでなかなか造れない』
『生き生きとした果実味の日本のヌーボー」

といったコメントとともに
「微発泡。ペティアン大賞」部門に掲載


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タケダワイナリー、サン・スフル 白

Takeda Winery
2019 "Sans Soufre "
Blanc


産地 : 山形県・上山市
生産者 : タケダワイナリー
醸造 : 瓶内二次発酵は無添加(メソッド・アンセストラル)
品種 :  山形県産デラウエァ100%
アルコール : 10〜11%(目標値)
容量 : 750ml
生産量 : (2007Vnt:6000本、2008Vnt:6000本予定、2009は不明)
タイプ : 微泡・白ワイン。 やや甘口。
*今年はスパークリング・ボトル入りの予定(数量限定)
◆要冷蔵 : 生ワイン(発酵中)ワインのため、発送にはクール便を使用しますので、送料のほかにクール料金(\210)のご負担をお願いいたします。
◆注意 : ご家庭でも冷蔵保存をお願いします。それでも、抜栓の際、吹きこぼれる場合がございます。
発売 :
 
  
 
一昨年、初めて発売した「サン・スフル」人気も上々で、昨年はだいぶん生産本数が増えました。

月山山麓、ほいりげ」などと同じ生の発酵中のワインを瓶詰めしたモノ。瓶詰めの際に酵母や蔗糖など一切無添加。亜硫酸を添加しないのはもちろんの事。
メソッド・アンセストラルと呼ばれる原初的なスパークリング・ワインを造る方法で、フランスでは現在でもサヴォワの「セルドン」やロワールのヴァン・ムスーを造る自然派のワイナリーで伝統的に行われている方法です。

プチプチした優しい自然の泡が初々しさを感じさせる美味しいワインです。

 

2007/11/18付読売新聞日曜版のコラム「ほろ酔ひ流」にて
「タケダワイナリー サン・スフル 白 微発泡 2007」が紹介されました。
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/drink/horoyohi/20071119gr04.htm

天然の泡 日本のヌーボー

サン・スフル白(微発泡) 霞(かすみ)がかかったようにうっすら濁った外観にプチプチッとはじける泡! じゅわーっと感じるうま味! ゴクリと飲んだ後のそう快なキレ!

今回のワインはデラウエアで仕込んだこの微発泡性の新酒だ。以前本欄で紹介したタケダワイナリーの女性社長、岸平典子さんが、今年初めて挑戦したワイン。

タケダワイナリーは、日本のスパークリングワインのパイオニア的存在。多くの国産発泡性ワインが、炭酸ガスを充填(じゅうてん)して造られているなか、密閉した瓶の中で2回目の発酵を促し、その時生じる泡をそのまま封じ込める、フランスのシャンパーニュと同じ造りをもう18年間も続けている。

彼女がこのワインを造ろうと思い立ったのには、三つの理由がある。一つは、日本一の生産量を誇る山形県のデラウエアを大事にしたかったから。二つ目は、毎秋ワイナリーで行う収穫祭で振る舞われるデラウエアのもろみのおいしさを、もっと多くの飲み手に届けたかったから。そして三つ目は、果汁本来のうま味そのままの微発泡性ワインを造りたかったから。そんな思いが結実したワインは酸化防止用の亜硫酸を加えず、酵母も取り除かず、そのまま瓶詰めしている。果汁を飲んでいるようにフレッシュで、やや濁っているのはそのためだ。

新酒には、本来秋の実りを喜び祝う意味合いもあったはず。海外産のヌーボーもいいけれど、こんな日本のヌーボーで乾杯して、実りの秋に感謝する思いを造り手と共有するのもいいじゃないか。

 鹿取みゆき(フード&ワインジャーナリスト) 2007年11月19日版より転載

サン・スフルには姉妹品“シードル”もございます

  J-408 タケダワイナリー、サン・スフル シードル

 

  J-409 タケダワイナリーサン・スフル シードル&ポワレ

  


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