WineList 【 i-5439 】

ファーストヴィンテージだけに完璧なカッティングの宝石というより採掘されたばかりの高いクラリティ(明澄度)を持つ原石のようなワイン。


標準小売り価格\4,000.、Web価格はワインリストで
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フォンド・アンティコ
イル・カント 赤

Fondo Antico
Il Canto Rosso 2000
IGT Sicilia

産地 : イタリア、シチリア州ポルテッリ&フルガトーレ 
生産者 : フォンド・アンティコ
ブドウ品種ネロ・ダヴォッラ 65%、カベルネソーヴィニォン 35%
樹齢 : 7年
アルコール度: 12.5%
年生産量 : 26,000本
醗酵・熟成 : ステンレスタンク醗酵、フレンチバリックで15ヶ月、瓶熟最低6ヶ月

黒に近い赤紫色。ものすごいタンニンと凝縮されたジャミィな味わいの濃さに驚きです。それと、樽をローストしたコゲコゲ感が一体となってる感じ!いいです。
標準小売り価格は\4,000.ですが、この倍の値段のモノでもこんな強いワインにはなかなか出くわさないので、そう思うとと絶対いいんじゃない!飲むべし!

 

<イル・マローニ氏のコメント>
素晴らしい果実味を誇らしげに見せつけるワインです。色は、果実味構成要素が完熟したことを思わせるボルドースミレ色。香りは、単純に果実の誇張されたものではなく、複雑性がある。チェリーや、西洋さくらんぼ、プラム香、オークの木からもたらされる柔軟でバランスの取れた果実香がバニラやミントなどの優しく甘い香りを支えています。ワインを口に含んだ瞬間、煙草の甘いファイナルノートが口の中を漂い、まるでビロードの起毛に触れているかのような舌触りがあり厚み感に圧倒されます。余韻は地中海の風やクリスタルガラスのような透明な芳香性ミントの香りが長く続く。人をわくわくさせてくれるワインです。 (インポーター、リリースシートより) 
2002年のヴィニタリーでデビューしたイル・カントは、早くもイタリアワイン業界にその存在を印象付け知る人ぞ知る噂のワインとなりました。「サッシカイア」のジャコモ・タキスは、ヴィニタリー会場で1度試飲したあと1日に何度もこのブースに足を運ぶほど関心を示したといいます。
存在する香りの一つ一つが味としてそのままワイン中に含まれており、それらが次々と表れ途切れない。嗅覚と味覚を官能的に刺激するこのワインは、シチーリアの原石。イタリアワインマニアなら、いやマニアでなくとも必見(必飲?)です!
 
★ルカ・マローニ 84点★
イタリアでもマニアックなワイン評論家として知られるルカ・マローニ氏。辛口のコメントと厳しいポイントが特徴でイタリアワイン業界から愛飲家まで幅広い人々から注目されています。そんな氏が イル・カントのファーストヴィンテージに84点を付けた! なんだ 84点と思わないでいただきたい!ちなみにヴィニタリーでイル・カントに興味深々だったジャコモ・タキスが醸造担当する「サッシカイア 98」は86点。「ラッパリータ 98」 は84点。なのですから・・・。
これらの例からルカ・マローニの得点の厳しさとイル・カントがかなりのハイスコアを獲得していることがおわかりいただけると思います。
 
★HISTORY★
90年代にクオリティーを目指すワイナリーとして、プロジェクトが開始されました。畑の建て直しはクローンセレクションに始まり、株密度を上げ、収穫量を減らすことによる高品質ぶどう造りにまで及びました。そして、醸造担当者の選出。以前は、あの「ドンナ・フガータ」の醸造を担当していたVicenzio Bambina(ヴィチェンツィーオ・バンビーナ)を選びました。その他にもフランス シャトー・マルゴー、レオヴィル・ラスカーズで修行した若手エノロゴらもこのワイナリーに参加しています。正式にワイナリーが創立となったのは2000年。21世紀期待のワイナリーです!

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