Wine List 【 D-3678 】

S.A.プリュム家の大切な古酒
「日時計」畑、アウスレーゼのハルプトロッケンワイン


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S・A・プリュム
ヴェレナー・ゾンネウァー
リースリング・アウスレーゼ・ハルプトロッケン
モーゼル・ザール・ルーバー

S.A.Prum
Wehlener Sonnenuhr
Riesling 1988 Auslese HalpTrocken
Mosel-Saal-Ruwer


産地 : ドイツ、モーゼル・ザール・ルヴァ地域
ヴェーレン村、ゾンネウアー畑
生産者 : S.A.プリュム醸蔵所(オーナー:ライモン・プリュム)
ブドウ品種 : リースリング
等級 : アウスレーゼ
アルコール度 : 10.0%
残留糖度 : 18g/L以下(ハルプトロッケン・中辛口) 
酸度 : g/L
A.P.Nr : 2 576 510 15 89
熟成・瓶詰 :
古いオークの大樽にて約半年間熟成、瓶詰1989年
生産本数 : 4,000本
今回の出荷 : 蔵出し(約90本)。リコルクはしていません

良い感じに酸の角が取れていますが、くたびれた印象は全くありませんでした。軽やかで優雅な果実味が存在しています。潤いのあるしっとりとした質感の余韻。
「ドイツワインは甘くてどうも・・・」と言う方も、そうでない方も試していただきたいハルプトロッケンの魅力があります。上質のリースリング・ハルプトロッケンの熟成に感動します。

 

S.A.プリュム醸造所 ◆ http://www.sapruem.com

モーゼル川の中流、ちょうど川前に広がるS.A.プリュム醸造所。お隣はJ.J.プリュムと名だる銘譲ワイナリーがならんでいます。川の対岸にはモーゼルの特徴的な傾斜面のブドウ畑が一望できます。

1156年にはプリュム一族のブドウ畑がモーゼルの中心地ベルンカステル、グラーハ、ヴェーレン、ツェルティンゲンにあると記載されています。現在のワイナリーは1911年にセバスティアン・プリュムがその土地を相続した時に設立されました。現在はライモン・プリュム氏の指揮のもと、ドイツでも屈指の高品質リースリングワインをつくりだしています。

日時計が印象的な銘醸畑・ゾンネンウァー

J.J.プリュムのラヴェルでお馴染みの「日時計」は1842年にヨドコス・プリュム氏が建設したもの。
昔ブドウ畑で働く農民たちにとって日時計は昼食や農作業の時間を判断するのに欠かせない存在でした。日時計はどこからでも見えるように、壁のような崖を利用してつくられました。真南に面していないといけないため、その周辺で収穫されたブドウは、日当たりもよく素晴らしい出来映えとなります。以来、このモーゼル河に面した急斜面の畑は「Sonnenuhr・日時計」の畑として有名になったのです。

以前は、伝統的な大樽での醸造を行っていたここS.A.プリュムでも、近代的なステンレスタンクが導入され、伝統と最新技術の融合が行われています。

◇ 洞窟のようなセラー ◇

 長い歴史を語りかけてくるセラー。まるで洞窟のようなその風貌。度重なるモーゼル川の洪水により、セラーは幾度と無く水の中に沈みました。しかし完全な状態で保存されているワインは被害を受けることなく静かに時が流れるのを見守っていました。このセラーの中ではまた、良年に生産されたワインが瓶詰め後、長い年月の間熟成されていきます。

◇ リコルクはしていません ◇
S.A.プリュムでは、リコルクをしていません。だからこそ言うまでもなく、コルクの品質は非常に重要。
熟成の間、ボトルの先端には塵やごみ等が集まり、空気との接触面のあるコルクの先端からこれらの物質の付着が起こり、黒色のしみのようなものが残ります。
熟成期間が長くなるにつれて黒色部分が広がる為、コルクの状態を見ることで、そのワインが何年熟成されているかわかるのだとプリュム氏は語ります。

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