モーゼル河中流地区のワイン

産地 ： ドイツ、モーゼル・ザール・ルヴァ地域
生産者 ： ステファン・エレン家
ブドウ品種 ： リースリング
等級 ： シュペートレーゼ
味筋 ：　やや甘口
残留糖度 　： ４１．６g／L、　酸度 :：　７．８g／L
アルコール度　：　８．５％　
A.P.Nr ： 2 590 080 2 02
容量　：　７５０ml

　心地よい芳香があり、繊細な味わいのやや甘口。2000年と比べアルコール度は同じだが、残留糖度・酸度とも上回り、良い収穫となったことがうかがえます。

　1688年よりワイン造りを始めたステファン・エーレン家はモーゼル中流域のエルデンとスレニッヒ村にある約２．５haの自家畑を耕作しています。畑のほとんどがもーぜる河に面した南及び南西向きの急斜面で、リースリングのみを栽培しています。地元の専門家に言わせると、 1500-1600 年代のモーゼルのクラシックな味筋を守っている数少ない生産者だそうです。また、ドイツワインライターのスチュワート・ピゴット氏はエーレン氏を称して「ワインと結婚した」と言う程、ワイン造りの全ての仕事をこなしています。

　

エルデナー・トレッフェンにおいては、ステファン・エーレンの右にでるものはいないでしょう。ワインと結婚した彼は、収穫期には年老いた母親の手を借りながら、殆ど一人で仕事をこなしています。生産量が少ないため、樽ごとの世話が可能です。ワインにだけかかりきっているので、宣伝をするとかいったことにまるで無関心ですが、彼のエルデナー・トｒッフェンは、ワインのプロなら知っておくべきワインでしょう
“ Life Beyond Liebfraumilch ” ハンス・スチュワート・ピゴットより