TANAKA-YA Wine List 【 F-9892 】

Croix-Mouton 2012

例年 パリ、プラザ・アテネのアラン・デュカスに
グラスワインとして採用されるクロワ・ムートン。
新ヴィンテージ2012が入荷

シャトー、クロワ・ムートン 
ボルドー・シューペリュール
Chateau Croix-Mouton 2012
Bordeaux Superiur


産地 : フランス、ボルドー地方
格付け : AC.ボルドーシューペリュール
生産者 : ジャン・フィリップ・ジャヌイクス氏
品種 : メルロ89%、カベルネフラン10.5%、プチ・ヴェルド0.5%
栽培面積 : 30ha
平均樹齢 : 37年
単位収穫量 : 32hl/ha
発酵 : コンクリートタンク
熟成 : シガー型小樽で9か月熟成(新樽比率33%、残りは1年使用樽)
アルコール度 : 14.0%
容量 : 750ml
年間平均生産量 : 250,000本
タイプ : 赤ワイン。 フルボディ。
インポーター希望小売価格 : 2,575円

参考2010Vnt:パーカー 89−90点
一貫して良くつくられているこのボルドー・シューペリュールは27hl/haという低収量から造られる。光を通さない赤紫の色合いに鉛筆の芯やブラックベリー、青い果実の香り。もう一つのスリーパー・オブ・ザ・ヴィンテージである。

今、右岸でもっとも注目すべき若き醸造家、ジャン・フィリップ・ジャヌイクスの造るスペリュール。 ロマネ・コンティにヒントを得たという超密植の「ヴァン・ミル」やワインと澱の接触面を増やすための「シガー樽」などの独自な手法に注目が集まりがちですが、実はワインは非常にピュア。
エレガントなオークの香りを帯びた果実の風味が心地よい、やわらかさのあるワインに仕上がっています。

 

 

いま、ボルドー右岸で最も注目されるヤング・ライオン
J.P.ジャヌイクス

今、ボルドーでは世代交代の時期を迎えているという。
若い新しい世代の生産者は、伝統を引き継ぎながらも名声におごることなく、科学的にも醸造・栽培を学び、『新しいボルドー』を造り始めています。
ジャン・フィリップ・ジャヌイクス氏も、そんな“ボルドー新世代”のひとり。父はあの「クロ・デ・リタニ」を手がけるジョセフ・ジャヌイクス氏。その一家に受け継がれる伝統・技術を身につけながらも、常に伝統の技術で終わることなく、新しい方法を模索し続けています。
ニュージェネレーションの中でもひときわ輝きを放っている、今ボルドーで最も才能のある醸造家のひとりなのです。
近年、ジャヌイクス氏は数ある生産者の中から堂々、「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれました。
シャトー・コンセイエの '02年はパーカーポイント87-89点、 '03年は88-90点と早くもその評価は高まっています。
また、「ヴィノテーク」の“バイイング・ガイド”(2005年3月号)にて '02年が18/20点という高い点をつけ、田崎真也氏も
高く評価するその実力ぶりです。

 

 

 

ジャヌイクス氏のトライアル

ジャヌイクス氏は、常に新しいアイデアを試行しています。そのアイデアは、なかなか他では見られない独創的なもの。
例えば畑もそのひとつ。各樹に出来るだけ均等に日が当るように、太陽の方角に対して、弧を描いて植えられています。

← ジャン・フィリップ・ジャヌイクス氏

また使用される特殊なタイプの樽には、『シガー型』と呼ばれる樽を使用。これは従来のボルドー型バリックより長く、幅の狭い形をしています。
(写真左の樽)
ジャン・フィリップ・ジャヌイクス氏彼はこの樽の利点を次のように挙げています。
@側面が大きくなり、より多くのワインが澱と接触可能。
A底辺より良い材質が使われている側面と、より多く接することが可能。
彼が生み出すワインのまろやかさ、洗練された力強さの秘密は、この樽にもあるようです。

 

 


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