TANAKA-YA Wine List 【 F-9888 】

ヘクタール当たり2万本の密植度
異常なまでの探究心が造り上げた究極のボルドー

 

様々なトライアルを重ねるジャン・フィリップ・ジャヌイクス氏が
また凄いワインを造りました

なんと今回のワインは株密植度をヘクタール当たり2万本という、まさに極限まで挑戦したモノ。
通常、株密植度が高い方がブドウの株同士の競争が高まり、より優れた厳選されたブドウが取れるとされていますが、株密植度を上げすぎると機械での作業ができなくなるため、平均5,000株/ha、高いところでも10,000株/ha位が限界でした。
従って、今回のジャヌイクス氏の20,000株となると、全ての作業が手作業、しかも人が入るのも狭いくらい・・・。
しかし、できたワインは凄かった!

1998年にクロワ・ムートンの畑から使用する区画を決定し、整備を開始。場所は川に一番近い、川の風が通り抜ける区画を選び、衛生的に保てるようにしました。2000年に株密植度20,000株/haになるように、追加の植樹を行いました。
2004年にも収穫を行いましたが、できたキュヴェはクロワ・ムートンに混ぜてしまいました。そして、2005年ついに初めてボトリングを行いました。
このように、販売開始まで9年もかかったプロジェクトなのです。

 


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ジャン・フィリップ・ジャヌイクス
ヴァン・ミル
ボルドー・シューペリュール 赤

Jean-Philippe Janoueix
20 Mille 2005
Bordeaux Superieur A.C


産地 : フランス、ボルドー、AOCボルドーシュペリュール
生産者 :  ジャン・ピエール・.ジャヌイクス氏
品種 : メルロ 100%
平均樹齢 : 約 5 年
畑 : Ch.クロワ・ムートンの川に近い一区画
栽培面積 :  1.2 ha(畑は太陽に向かって弧をえがいている)
土壌 : 粘土、川底の泥質
密植度 : 20,000本/ha
単位収穫量 : 25hl/ha
年間生産量 : 3,600 本(2005が初ヴィンテージ)
醸造 : 開放式オーク発行槽
熟成 : オーク樽にて18ヶ月(225L、新樽100%)うち40%をシガー樽を使用
アルコール度 : 14.5%
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン。 フルボディ
標準小売価格 : \10,500.

 

 

いま、ボルドー右岸で最も注目されるヤング・ライオン
J.P.ジャヌイクス

今、ボルドーでは世代交代の時期を迎えているという。
若い新しい世代の生産者は、伝統を引き継ぎながらも名声におごることなく、科学的にも醸造・栽培を学び、『新しいボルドー』を造り始めています。
ジャン・フィリップ・ジャヌイクス氏も、そんな“ボルドー新世代”のひとり。父はあの「クロ・デ・リタニ」を手がけるジョセフ・ジャヌイクス氏。その一家に受け継がれる伝統・技術を身につけながらも、常に伝統の技術で終わることなく、新しい方法を模索し続けています。
ニュージェネレーションの中でもひときわ輝きを放っている、今ボルドーで最も才能のある醸造家のひとりなのです。
近年、ジャヌイクス氏は数ある生産者の中から堂々、「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれました。
シャトー・コンセイエの '02年はパーカーポイント87-89点、 '03年は88-90点と早くもその評価は高まっています。
また、「ヴィノテーク」の“バイイング・ガイド”(2005年3月号)にて '02年が18/20点という高い点をつけ、田崎真也氏も高く評価するその実力ぶりです。

ジャヌイクス氏のトライアル

ジャヌイクス氏は、常に新しいアイデアを試行しています。そのアイデアは、なかなか他では見られない独創的なもの。
例えば畑もそのひとつ。各樹に出来るだけ均等に日が当るように、太陽の方角に対して、弧を描いて植えられています。

← ジャン・フィリップ・ジャヌイクス氏

また使用される特殊なタイプの樽には、『シガー型』と呼ばれる樽を使用。これは従来のボルドー型バリックより長く、幅の狭い形をしています。 (写真左の樽)
ジャン・フィリップ・ジャヌイクス氏彼はこの樽の利点を次のように挙げています。
@側面が大きくなり、より多くのワインが澱と接触可能。
A底辺より良い材質が使われている側面と、より多く接することが可能。
彼が生み出すワインのまろやかさ、洗練された力強さの秘密は、この樽にもあるようです。

 

 


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