Wine List 【 F-9568 】

ヴーブレィのやさしい辛口


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 カトリーヌ・ブレトン
“ ラ・ディレタント ” 白
ヴーブレィ・セック

Catherine Breton
2003 " La Dilettante "
Vouvray AC. Sec


産地 : フランス、ロワール地方、ヴーブレィ地区
生産者 : カトリーヌ・ブレトン
ブドウ品種 : シェナンブラン
樹 齢 : 45年
単位収量 : 25hl/ha
2003年は猛暑だったにも関わらず、保水性のある土壌のおかげで濃縮感の高いすばらしいぶどうができた。
醸造・熟成 : 「ペティヤン」と違い圧搾後にデブルバージュ実施。その後木樽に入れて発酵。天然酵母にて9ヶ月間ゆっくり発酵。蔵の内部は約18℃。この間、細かな上質の澱と一緒にして旨みが溶け込む。澱引きした後、樽(一部新樽)に戻して3ヶ月熟成。熟成後樽底に貯まった澱を取り除いてビン詰め。乳酸発酵したため、ビン詰め時に極わずか亜硫酸を添加。清澄、ろ過なし。
アルコール度:13.5%
残留糖分 : セック(3〜5g/l 以下)

通常のヴーヴレーは切れのある酸味を残すため乳酸発酵させない。そのためには多量の亜硫酸を使用しなければならず、カトリーヌが造ろうとするワインと相反する。このワインは自然な発酵を重んじて造ったため亜硫酸をほとんど使わなかった。そのため乳酸発酵したが、土壌に由来するミネラル感はシュナンらしさを引き立たせ、ふくよかで熟した果実と絶妙なバランスとなっている。
とても上品な甘味がありますが、残糖の数値上はセックになります。
優しく、青さも含んだ柔らかな味わいで、女性らしいしなやかなスタイルに仕上がっています。

 生産者 : カトリーヌ ブルトン 
このワインは、ロワール地方・ブルグイユの自然派として名高い「ドメーヌ・ブルトン」の奥さんカトリーヌ・ブルトンさんが、両親が持つ畑の一部を使って造ったもの。栽培から醸造まで彼女本人の手で作り上げた「理想のワイン」の第一歩。
大河ロワールの中部の都市、トゥールのすぐ東側にあるヴーヴレー地区でワイン造りをする家に生まれたカトリーヌさんには、小さなころからたしなんできたワインの味が、しっかりと脳裏に焼き付いている。
夫のピエール・ブルトン氏と共同でワイン造りをしながらも、自分が思い描くワインがいつも心の内にあり、二人のワイン造りの考えが同じという訳ではなかった。ブルトン氏と結婚するまで兄・フィリップと実家の蔵で働いていたこともあるカトリーヌは、「訪ねてきたピエールと出会ったのもこの蔵。私のワイン造りの原点はここ」と言いきる。「ドメーヌ・ブルトン」は、カベルネ・フランの特徴を表現すべく長期マセラシオンさせて造る「長期熟成型」ワインなのに対し、「ディレタント」はマセラシオン・カルボニックするみずみずしくてフルーティーさいっぱいの女性らしい「しなやかでフェミニンなワイン」。「例えばピジャージュしようとしても腕力がないから強くできない。おのずとやさしいタッチのワインになる。」とカトリーヌさん。
「Dilettante」とはフランス語で「愛好家、好事家」、そして「道楽、伸び伸びと」という意味があり、ずっと抱いてきた熱い思いを掲げて「理想のワイン造り」を開始した。2002年が初ビンテージ。

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