カトリーヌ・ブレトン
“ ラ・ディレタント ” 白
ヴーブレィ・セック
Catherine
Breton
2003 " La Dilettante "
Vouvray AC. Sec
- 産地 :
フランス、ロワール地方、ヴーブレィ地区
生産者 : カトリーヌ・ブレトン
ブドウ品種 :
シェナンブラン種
樹 齢 : 45年
単位収量 : 25hl/ha
2003年は猛暑だったにも関わらず、保水性のある土壌のおかげで濃縮感の高いすばらしいぶどうができた。
醸造・熟成
: 「ペティヤン」と違い圧搾後にデブルバージュ実施。その後木樽に入れて発酵。天然酵母にて9ヶ月間ゆっくり発酵。蔵の内部は約18℃。この間、細かな上質の澱と一緒にして旨みが溶け込む。澱引きした後、樽(一部新樽)に戻して3ヶ月熟成。熟成後樽底に貯まった澱を取り除いてビン詰め。乳酸発酵したため、ビン詰め時に極わずか亜硫酸を添加。清澄、ろ過なし。
アルコール度:13.5%
残留糖分 : セック(3〜5g/l 以下)
通常のヴーヴレーは切れのある酸味を残すため乳酸発酵させない。そのためには多量の亜硫酸を使用しなければならず、カトリーヌが造ろうとするワインと相反する。このワインは自然な発酵を重んじて造ったため亜硫酸をほとんど使わなかった。そのため乳酸発酵したが、土壌に由来するミネラル感はシュナンらしさを引き立たせ、ふくよかで熟した果実と絶妙なバランスとなっている。
とても上品な甘味がありますが、残糖の数値上はセックになります。
優しく、青さも含んだ柔らかな味わいで、女性らしいしなやかなスタイルに仕上がっています。
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