WineList 【 F-9482 】

ボルドーの新たな王朝
リュルトン・ファミリーから

グラン・クリュ2級

 

ってラトゥール、ラフィート、ムートンを所有し「ブドウ畑の王子」と呼ばれていたセギュール公爵。現在その称号にふさわしい人物といえば、リュシアン・リュルトンとその子供たち。ボルドーに12のシャトー、300ヘクタールのブドウ畑を所有する一族だ。

現代版「ブドウ畑の王子」リュシアン・リュルトンは、父フランソワからサンテミリオン第1特別級のクロ・フールテと、マルゴー2級格付けのシャトー・ブラーヌ・カントナックを継承した。
そして、61年にマルゴー2級のデュフォール・ヴィヴァン、71年にバルザック1級のクリマン、79年にペサック・レオニャン格付けシャトー、ブースコーを手に入れ、さらに歴史の表舞台から姿を消していたマルゴー3級のデスミライユを再興。その後も大小6つのシャトーを手中に収めた。かくして、12シャトー、総計300ヘクタールにもおよぶブドウ畑を所有するに至ったリュシアン・リュルトン。
66歳を迎えた1992年に引退を表明。10人の子供たちにクロ・フールテを除く11のシャトーを分け与えのである。
(Winart 2004年夏号より転載)

 


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シャトー・デュフォール・ヴィヴァン
マルゴー・赤

2004 Chateau Durfort-Vivens
Margaux A.C.

産地 : ボルドー、マルゴー村
格付け : マルゴーAC(グランクリュ2級)
生産者 : ゴンザク・リュルトン
ブドウ品種 : カベルネソーヴィニォン65.5%、メルロ 24%、カベルネ・フラン10.5%
新樽使用率 : 約30%
アルコール度 : 12.6%
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン。フルボディ

設立当初の所有者だった2家族の名を結んで名付けられたシャトー。20世紀に入ってCH.マルゴーのセカンドラベルとして扱われ、時代の狭間に埋もれていたが、1961年にリュルトン家が買収。再び表舞台に登場し、2級としての“格”を取り戻しつつあります。現在はリュシアン・リュルトン氏四男のゴンザクが継承・管理しています。

カベルネ・ソーヴィニヨン種の比率が高くマルゴーワインとしては芳醇な力強いタイプ。

Medoc Grand Cru


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