Wine List 【 F-8285 】

漫画『ソムリエール』にも登場!
シャトー・ペトリュス元醸造長が造る
生産量4樽のミクロ・ペトリュス
0.9haの区画から,たった1200本のみ造られる
カベルネ・フラン100%のミクロ・ガレージ・ワイン
Domaine Herri Mina

 

 

 


ジャン=クロード・ベルエ(左)と
ラトゥール支配人のフレデリック・アンジェラ

1963年,22歳でムエックス社に入社以来,ムエックス・グループの最高醸造責任者として44年間シャトー・ペトリュスの醸造に携わってきた世界最高の醸造家、
ジャン=クロード・ベルエ/Jean-Claude Berrouet。
2007年秋、ベルエは惜しまれつつもペトリュス醸造長を退任したが、その後はシャトー・ペトリュスの第二代醸造長に就任した息子たちとともに家族が所有するシャトーのワイン造りに専念することを発表しました。

そのベルエが,今,最も心を寄せるのが,ラランド・ド・ポムロールに所有するシャトーから造るメルロー100%のワイン【シャトー・サミオン】と、生まれ故郷のバスク地方で造る【イルレギー、“エリ・ミナ”】。


ドメーヌ・エリ・ミナ
 イルレギー 赤

Domaine Herri Mina.
2018 Irouleguy A.C Rouge


産地 : フランス、南西地方、イルレギーAC
生産者 : ドメーヌ・エリ・ミナ(ペルエ家)
畑面積 : 0.9ha
ブドウ品種 : カベルネフラン100%
単位収穫量 : hl/ha
熟成 : バリックで20ヶ月熟成。
容量 : 750ml
生産本数 : 1,200本
アルコール度 : 13.5%
タイプ : 赤ワイン。 フルボディ
希望小売価格 : 
 一部バイオダイナミックス

インポーターコメント :
優れたカベルネ・フランに共通する粒子の細かな黒系果実の甘みが大変強く,余韻も長い。ミネラルやクリスタルを思わせる透明感と,まるでボルドー右岸のワインのような上質なタンニンがある。甘味,ミネラル,酸,柔らかく細かなタンニンとのバランスが非常に良く,旨味はあっても,単調さや重さは感じられない。


↑ イルレギーのイスプールにあるバイオダイナミックの4.5ヘクタールの畑 ↑ 

ジャン=クロード・ベルエは,2004ヴィンテージからイルレギー 赤の生産も開始。イルレギーが発祥の地と言われるカベルネ・フランを100%使用し,バリックで20ヶ月熟成。0.9haの区画からたった4樽のみ造られる,これぞ「南西のペトリュス!」と呼べる究極のミクロ・ガレージ・ワイン。
ラベルには,
Je reve d'un ete qui n’aurait point d'automne
という詩が書かれています。
これは詩人であったジャン=クロード・ベルエの父の作品です。
直訳すると「私は秋がこない夏を夢見ている」という意味ですが,これは,オプティミズムや太陽,永遠の人生などを表現するメタファーです。夏の太陽が,ブドウの最良の友(良質な葡萄が出来るための味方)であることから,この詩をワインのラベルに記載したそうです。

ラベルには、『Je reve d’un ete qui n’aurait point d’automne』という詩が書かれています。これは詩人であったジャン=クロード・ベルエの父の作品です。直訳すると「私は秋がこない夏を夢見ている」という意味ですが、これは、オプティミズムや太陽、永遠の人生などを表現するメタファーです。
夏の太陽が、ブドウの最良の友(良質なブドウが出来るための味方)であることから、この詩をワインのラベルに記載したそうです。

*漫画『ソムリエール』コミック5巻第31話「郷愁」の中で紹介されたワインです!*
落語家に弟子入りして日本に住んでいるフランス人が,この“エリ・ミナ”を味わい,故郷と母の大切さに改めて気づかされる場面で効果的に使われています。

 

 ベルエ・ファミリー/Famille Berrouet

ジャン=クロード・ベルエにはオリヴィエとジャン=フランソワの2人の息子がいる。兄のオリヴィエはオーストラリアやナパで研鑚を積み,ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ社での醸造経験もある。現在は,父の跡を継ぎ,シャトー・ペトリュスで醸造長を務めている。オリヴィエ・ベルエの就任と同時に,ムエックス社はシャトー・ペトリュスの運営を,ムエックス社が所有するペトリュス以外のシャトーと分離して,ペトリュス専属のチームを結成。オリヴィエ・ベルエがそのチームを率い,シャトー・ペトリュスの支配人兼醸造長として運営している。父のジャン=クロード・ベルエは一線を退いたものの,今も外部コンサルタントとしてペトリュスの運営に携わっている。弟のジャン=フランソワは,父ジャン=クロードのサポートの下,シャトー・サミオンとイルレギーの“エリ・ミナ”で醸造長を務めている。

 

兄のオリヴィエ・ベルエ(スーツ姿)
弟のジャン=フランソワと
父ジャン=クロード・ベルエ

 

ベルエ・ファミリーのワイン

  F-8280 シャトー・サミオン、ラランド・ド・ポムロール 

  F-8284 ドメーヌ・エリ・ミナ、イルレギー 

  F-8285 ドメーヌ・エリ・ミナ、イルレギー 

 

 参考 : シャトー・ペトリュス

ロマネ・コンティと双璧をなす世界一神秘的なワイン《シャトー・ペトリュス》は,パーカー・ポイント100点満点を最も多く獲得しているボルドー・ワインでもある。ラフィット(4回),ムートン(4回),ラトゥール(3回),マルゴー(3回),オーゾンヌ(3回),オー・ブリオン(3回),イケム(3回)など,全ボルドー・ワインを超越し,史上最多(7度)の100点満点を獲得している。

◆ジェーン・アンソンによるジャン=クロード・ベルエとの【インタビュー記事】 と 【英『デカンター』ベルエ父子の特集記事2010年1月号】 がインポーターのHPに掲載されています。

  インタビュー記事
  デカンター記事

ジェーン・アンソン/Jane Anson:
ボルドーに本拠を置くワイン・ライター兼紀行作家。イギリス『デカンター』誌のボルドー特派員であり,『ワイン&スピリッツ』誌や,『ワイン・ビジネス・インターナショナル』誌などにも記事を寄稿している。また,エコール・デュ・ヴァン ボルドー・ワイン・スクールで講師も務めている。


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