Wine List 【 F-3865 】

パーカー100点の常連たちが集結
プロバンスのドリームワイン
Chateau Paradis
2010年より100%ビオデナミを実施

 

「驚くほどの凝縮感とフルボディの濃厚さ、
目を見張る質感と余韻、味覚の道をなぎ倒すパワー」
〜ロバート・パーカー〜

南ローヌとの境界に位置するAOCコトー・デクサン・プロヴァンスに超重量級ドメーヌが誕生した。パーカーポイント100点満点ドメーヌ,シャトーヌフ・デュ・パプ"レ・カイユ"(アンドレ・ブルネル)の元セラー・マスターが栽培と醸造の責任者を,タルデュー・ロランのミッシェル・タルデュー,そして<ローヌのミッシェル・ロラン>ことフィリップ・カンビが醸造コンサルタントを務めるCHATEAU PARADISシャトー・パラディです。


Terre des Anges

ドメーヌのトップ・キュヴェ。2007年物がパーカーポイント92-95点を獲得。これは,同ヴィンテージのシャプティエのエルミタージュ"ル・パヴィヨン"(92-94点)を超越し,ギガルのコート・ロティ"ムーリーヌ"と"ランドンヌ"(93-95点)に肉薄する評価。ル・パヴィヨンは過去4回,ランドンヌは過去7回,ムーリーヌは過去9回パーカーポイント100点満点を獲得している世界的なオークションワイン。2006年物はジゴンダスの巨人サンタ・デュックの同ヴィンテージのキュヴェと同等のパーカーポイント91点を獲得した。


シャトー・パラディ、テール・デ・サンジュ
ACコトー・ディクサン・プロバンス

Chateau Paradis. 2010 Terre des Anges
Coteaux d'Aix en Provence AC


産地 : 南フランス、プロバンス地方、ACコトー・ディクサン・プロバンス
生産者 : シャトー・パラディ(フィリップ&ジュリエット・デシャン夫妻)
醸造・栽培責任者 : フランソワ・ティソ氏
コンサルタント : ミシェル・タルデュー氏&フィリップ・カンビ氏
ブドウ品種 シラー50%、カベルネソーヴィニォン 35%、グルナッシュ15%
醸造 : 100%除梗し,低温マセレーションを5日間施す。その後,自然酵母のみで,内部コーティングされていないコンクリートタンクで発酵を行う。発酵温度は22〜25度で発酵期間は約20日間。この間,1日1〜2回ポンピングオーバーを実施する。発酵の初期段階では1日2〜3回のデレスタージュを施し,発酵の最終段階では1日1〜2回のパンチングダウンとバトナージュを行う。発酵期間を含む果皮浸漬の期間は30〜40日。その後,空気圧圧搾機で圧搾を行う。プレスワインは用いずに,フリーランワインのみで熟成を行う。2009ヴィンテージは60%はコンクリートタンク,40%は容量228リットルの新樽のバリックで18か月熟成。アッサンブラージュは瓶詰めの直前に行い,無清澄・無濾過で瓶詰め。
アルコール度 : 14.5%
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン、フルボディ
2003年以来,リュット・レゾネで行われているが,すでに有機栽培とビオデナミの手法を導入し,2010年に全面的にビオデナミに移行。

深い緋色のローブ。スグリやチェリーなどの果物や甘草を思わせる香りがある,微かにミネラルと焙煎のノートが感じられる。口中は調和が取れ,まろやかさとフィネスが素晴らしいタンニンの骨格と融合している。フィニッシュは大変長く,ミネラルと強い果実味の間で揺れ動いている。

 

参考評価:
◆『ワイン・スペクテーター/2010年7月31日号』掲載のコメント
  2008テール・デ・サンジュ ★90点
プラムやチェリー,キルシュを思わせるアロマと凝縮した風味。しっかりとしたタンニンがたっぷりとしたコーヒーやミネラルのノートとともに感じられる。フィニッシュには,ダークチョコレートや煙の風味とともに,柔らかな余韻が満ち溢れる。今から2015年まで楽しめる。
◆『ワイン・アドヴォケイト181号/2009年2月号』掲載のコメント
  2007 テール・デ・サンジュ ★92-95点
カベルネ・ソーヴィニヨン,シラー,そしてグルナッシュのブレンドで,その濃密な紫の色調に,甘い新樽,ブラックベリー・リキュール,エスプレッソ,スパイス・ボックスを思わせる豪華なブーケが現れる。このワインは驚くほどの凝縮感とフル・ボディの濃厚さ,トースティーでスモーキーな樽のパンチを備える。これは何もしなくても10-15年間は熟成する。
◆『ワイン・アドヴォケイト175号/2008年2月号』掲載のコメント
 2006 テール・デ・サンジュ ★91点
輝かしいテール・デ・ザンジュ2006は,カベルネ,グルナッシュ,シラーのブレンドで,とても印象的。濃密なルビー/紫の色調で,石墨,カシス,キルシュ,ガリグを思わせ,ワインは味覚の道をなぎ倒すパワーを持ち,正にプロヴァンスの味わいに秀でた凝縮感と絹のようなタンニンを備える。今後10年間は楽しめる。

 

  ◆ドメーヌの歴史◆ ⇒ マップ

現在シャトー・パラディがある葡萄畑は古くから存在し,葡萄栽培も行われていたが,たびたび所有者が代わり,造られるワインも平凡な品質であった。しかし,2003年,輸入雑貨の販売で財を成した実業家のフィリップ&ジュリエット・デシャン/Philippe et Juliette Deschamps夫妻がシャトーを買収。大規模な投資を行い,畑と醸造施設を大幅に改修した。状態の悪い葡萄の引き抜き,再植樹,グラヴィティー・システムを備えた醸造所の建設,18世紀の邸宅の復元など,あらゆる面で超一流品質のワイン造りに乗り出した。

 
ミシェル・タルデュー & フィリップ・カンビ

 デシャン夫妻は,タルデュー・ロランの本拠地であるルールマランにある,南ローヌのワイン愛好家の集うミシュラン一つ星レストラン<ラ・フニエール/La Feniere>で,料理長ギィ・サミュの紹介でミッシェル・タルデュー/Michel Tardieuに出会った。デシャン夫妻のワイン造りにかける熱意に打たれたミッシェル・タルデューは,その場でシャトー・パラディの醸造コンサルタントを務めることを快諾した。その後,ミッシェル・タルデューの伝手で,パーカー・ポイント100点満点ドメーヌであるシャトーヌフ・デュ・パプ“レ・カイユ”(アンドレ・ブルネル)でセラー・マスターを務めていたフランソワ・ティソがシャトー常駐の栽培と醸造責任者に,そして<ローヌのミッシェル・ロラン>フィリップ・カンビ/Philippe Cambieが,もう一人の醸造コンサルタントに就任し,超一流を目指すワイン造りが始まった。

シャトー・パラディのワイン

 F-3867 Ch.パラディ、コトー・ディクサン・プロバンス

 F-3865 Ch.パラディ、テール・デ・サンジュ

 


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