- 【ワイン・スペクテーター誌より】
- 数年、ボルドーのネゴシアンであるクリストフ・ルブル・サルツは他者のワインを売買していたが、いつか自らワイン造りを始めることを強く求めていた。
- そして5年前、彼はパートナーと共にそれほど高価でなく、あまり知られていないプルミエ・コート・ド・ブライエの土地でシャトー・レ・マレショーを1997年に購入した。彼らはステファン・ドゥラノンクール氏をコンサルタントに迎え、素晴らしい2000年のレ・グラン・マレショー(88点/$15)を造りだした。
- 1998年にはパートナーと共に右岸側の畑を探し、友人や家族に毎年5ケースのワインを条件にお金を借りて、樹齢30年以上のメルロー種が植えられたシャトー・ジゴーを購入した。(今日ではルブル・サルツ氏が筆頭株主となっている。)このすきま風の入るセラーで熱い情熱を燃やして造りだしたワインは傑出したクオリティーのシャトー・ジゴー・キュヴェ・ヴィヴァ2000(91点/$25)となった。
- キュヴェ名の「ヴィヴァ」とは1998年12月18日に交通事故で亡くなったクリストフ
- とマリー・ルブル・サルツの娘さんの名前である。
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- 1998年のキュヴェ・ヴィヴァは購入したての新樽を使用したため木の味が強く感じられたが、2000年はより洗練され、またドゥラノンクール氏の腕の上達に反映されて抽出の過ぎるワインからは遠ざかった。
- 「彼はより果実味を求め、今ではよりシルキーなワインを造るよ」とルブル・サルツ氏はサンテミリオンのカルト・ガレージワイン「ラ・モンドット」で評価を得た39際のコンサルタント(ドゥラノンクール氏)について語った。
- 95%のメルローと5%のカベルネー・ソーヴィニヨンで構成され、澱とともに樽熟成させる。これはテーストをよりリッチにより香り高いものにする。
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- ワイン専門誌"WANDS"より 抜粋
- ジゴ?キュヴェ・ヴィヴァ、ボルドー右岸のプルミエール・コート・ド・ブ
ライにあるシャトー・ジゴーのスペシャル・キュヴェがこのワインです。
ヴィヴァとは実はオーナーのお嬢様のお名前で悲しいことに事故でお亡くなりになってしまいその思い出をジゴーの畑で最良の部分からの葡萄のみで作られたスペシャルワインに託したのです。
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