ボルドー地方の中で最も東、約１００キロほどのＡＯＣサント・フォワ・ボルドーにあるＰｉｎｅｕｉｌｈという小さな村に位置するシャトー。この地域で印刷業を営んでいたローラン家が１９９４年に、粘土石灰岩で下部が砂利質になっている小高い丘に１４ヘクタールの畑を購入しました。このエリアは良質なメルローを生み出す産地として有名な地区で、樹齢も平均３０年と非常に優れた畑を彼らは手に入れることができました。そしてワイン造りを始めて６年後の２０００年、自身の手で初めて瓶詰めを行い、無名なシャトーであったにもかかわらずパリの品評会で銀賞に輝きました。その後２００１年と２００２年には早くもパリとボルドーの品評会で金賞を受賞し、瞬く間にに今日の『コストパフォーマンスの高いワイン』という評価を得るにあたりました。

産地 ： フランス、ボルドー地域、ピニュー(Pineuilh)村
AOCボルドーシュペリュール
生産者 ： Ch.ベルヴュー・ペシャルノー元詰め
品種 ： メルロ ６０％、カベルネソーヴィニォン ２５％、カベルネフラン １５％
平均樹齢　：　３０年
アルコール度 ： １３．５％
熟成　：　樽熟成１８ヶ月（新樽５０％、１年樽５０％）
生産本数　：　３９，０００本
容量　：　７５０ml
タイプ　：　赤ワイン。　フルボディ

	2009Vnt ： パリ農業コンクール2011 金賞
◆過去の受賞歴 2004Vnt : ボルドー見本市金賞受賞（2006年） 2003Vnt : ボルドー見本市金賞受賞（2005年） 2002Vnt : ボルドー見本市金賞受賞（2004年） 2001Vnt : パリ農業コンクール金賞受賞（2003年）、ボルドー見本市金賞受賞（2002年）のダブル受賞。

　ボルドー市から東へ約１００kmほどのピニューという小さな村にドメーヌは位置します。サンテミリオン地区に程近いところでやはりメルロの適地とされています。
平均樹齢約３０年のブドウは、近隣のドメーヌよりやや遅く、完熟してから全て手摘みで収穫されます。発酵後の熟成はバリックで１８ヶ月行われ、新樽と１年樽の比率は５０％です。

濃いルビー色で、赤い果実の香りにしっかりとした樽の香りが加わり、香りから濃い印象です。味わいは赤い果実にコーヒーやバニラなどの印象があり、タンニンもしっかりと感じられ、飲みごたえのある味わいです。濃厚な果実味と樽のバランスが絶妙で、コストパフォーマンスが非常に高いワインです。　

【ＡＯＣボルドーシューペリュール】 ＡＯＣサント・フォワ・ボルドーを名乗ることもできますが、まったく知られていない地区でもありわかりやすいように、またよく手に取っていただきたいとのことで、あえてＡＯＣボルドー・シューペリュールを名乗っています。年間生産本数は約３００００本と決して多くありません。