Wine List 【 Au-8296 】

畑も世界遺産のバッハウ渓谷
味わい豊かな
Gruner Veltliner


ヴァイングート・ポルツ
グルナー フェルトリナー スマラクト トロッケン

Weingut Polz
2009 Gruner Veltliner Smaragd Trocken


生産地域:オーストリア、ニーダーエーストライヒ、バッハウ地域
格付け : Qba(スマラクト)
生産者 : ヴァイングート・ポルツ
ブドウ品種 : グリュナーフェルトリナー
熟成 : ステンレスタンクで6ヵ月
アルコール度 : 12.5%
容量 : 750ml
年間平均生産量 : 約8,000本
タイプ : 白ワイン。 辛口(トロッケン)
 : 2009ヴィンテージよりスクリュー・キャップ

淡いはちみつのような色合い。若葉やトロピカルフルーツのような香はやさしく、でしゃばることなくエレガント。
果実味が主体で、醸造・熟成方法は不明ですが、大樽を使用したのでは?と思わせる落ち着いた、大らかでゆったりしたタンニンが全体を包んでいるようで、バランスが非常に良いワインです(実際はステンレスタンク熟成)。
飲み飽きしないタイプで食事にはあわせやすそうです。
2005/10/05のインポーターの試飲会でテイストして以来すっかり気に入りました。茹でたホワイトアスパラや鱒などの川魚などに。

   
2007Vnt & 2009Vnt

バッハウ地区
ブドウ畑を含めたバッハウ渓谷は風光明媚な文化的景観の谷として、世界遺産にも登録されている所。ドナウ河に面した急斜面にある畑は、長い日照時間と河からの反射光により十分な日照量により糖度が上がり、夜の冷え込みにより豊かな酸を蓄えるという理想的な条件を備えています。

スマラクト”とは、ホーストリアでもバッハウ地区の同業者組合で定めた独自の等級システムの規定の一つで、スティンフェダーSTEINFEDER、フェダースピールFEDERSPIEL、スマラクトSMARAGDの3等級の中で最高のワインに与えられる名称です。名前の由来は、エメラルド色のトカゲ『スマラクト』からで、このトカゲは良い畑にだけ現れると言われています。この表示ができるのは、糖度(KMW)18.2度以上のブドウから造られたアルコール度12.5%以上のワインとされています。

 
ヴァイングート・ポルツ
1984年設立の家族経営のワイナリー。収穫期以外は完全にポルツ夫妻と現在栽培・醸造学校に通う息子の家族だけで運営しています。ドナウ河右岸のリュースドルフにあり、11haの所有畑からの生産量はたった40,000本という小規模な生産者です。その分、畑の隅々まで注意を払うことができるわけです。
「大地の表現こそが高品質の証。そのために環境を守り、自然との調和のの中でワインを造る」という考えのもとに、化学肥料、農薬の使用を極力抑えたワイン造りをしています。


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