重厚で熟したブルーベリーの風味が主体となっているものの、煮詰めたジャムのようではありません。上品に溶け込んだヴァニラ風味が甘いスパイスと共に全体に調和を保っています。驚くほどにエレガントなタンニンを持つ。
<ワイン バイイング ガイド より> 紫がかった濃いガーネット色。香りにはローヌ北部のワインと同じ特徴が感じられ、ブラックチェリーのコンポートやリキュールに、スミレのエッセンスが香る。黒コショウの香りはかなりはっきりしていて、ヴァニラやロースト香は溶け込んでいる。味わいはまろやかでバランスがよく、アフターにしっかりとした酸味とタンニンの力強さを感じる。 <17.5 point/20 > ヴィノテーク2006/4月号、田崎真也氏コメントを転載。