エミーリア・ロマーニャ州
生ハムやパルミッジャーノ・レッジャーノ チーズで知られる「食の都」エミリア・ロマーニャ。しかしこの地のワインはトスカーナやピエモンテに比べ土地のブランド力に欠ける感がありました。しかし、ここ最近のエミリア・ロマーニャの発展には目覚しいものがあり、これまでのイメージを払拭する勢いで続々と若いワイナリーが登場して来ています。 フォントーディでもおなじみの熟練エノロゴ「フランコ・ベルナベイ」をコンサルタントとし指導を受けています。エンリコ氏に言わせると「フランコ・ベルナベイのつくるサンジョヴェーゼ100%、フラッチャネッロはすごい。だけど、トスカーナのサンジョヴェーゼにはトスカーナのサンジョヴェーゼの良さがありエミリア・ロマーニャにはエミリア・ロマーニャのサンジョヴェーゼの良さがあります。一度私達のプルーノとフラッチャネッロを飲み比べてみて下さい。ピュア・サンジョヴェーゼ(サンジョヴェーゼ100%)のワインはそのワイナリーの力量を表すと考えています。」そのサンジョヴェーゼ100%ワイン「プルーノ1997」はイタリアソムリエ協会AISによるドゥエ・ミッラ・ヴィーニで5グラッポリ(最高評価)を獲得し、クリスティーズのオークションで取引された最初のサンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャとなり、後にも先にもロマーニャ地方のワインで今だこのような例はありません。下記に御紹介しますように全ての商品がすでに数々の一流のプロ達の評価を受けています。93年、94年、95年が現在評価を受けていることから熟成後が楽しみなワインでもあります。因みにさすが貴族だけあって馬主。ワインの名前は全て愛すべき持ち馬の名前です。ところが馬だけではなく犬が5匹、猫が3匹と家の中をまるで家族のようにいききしています。なんでも家族全員が動物好きで、捨てられていたらつい家につれて帰ってくる優しい人々。それはさておき、このワイナリーが今後どのように成長していくのか、そしてエンリコ・ドレイ ドナ氏はエミリア・ロマーニャだけでなく、イタリアそしてインターナショナルのワイン界でどのように活躍していくのか…。非常に楽しみでなりません。 エンリコ氏に聞きました。 インポーターのリリースシートより |
弁護士の仕事をやめ、ワインづくりを始めた父クラウディオとその息子エンリコ ドレイドナ ドレイドナ社の3点 |