トスカーナ州
フィレンツェから南へ25km、カステッリ・デル・グレベペーザはぶどうやワインの生産者が集まってつくった共同組合です。1965年に設立されて以来着実に規模を拡大し、今ではキアンティ・クラッシコで最大の生産者となりました。審査に合格し組合に登録されたメンバーがつくったぶどうは収穫後全てグレヴェペーザに集め、醸造設備を共有してワインづくりを行っています。この生産から販売まで一貫して行っている点が、特徴でもあり強みです。今日では、176の生産者がこの共同組合に登録されており、650haのキアンティ・クラッシコDOCGと数年前に加わった10haのヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノDOCGなどを含む、850haのぶどう畑を所有しています。 グレベペーザのもう一つの特徴は、D.O.C.G.ワインだけでなく、新酒"ノヴェッロ・トスカーノ"に力を入れていることです。新酒によくあるマセラシオン・カルボニック法をするのは全体の50%だけなので、フルーティさだけでなく、十分なボディを持っています。通常その年の収穫を祝って飲まれる"ノヴェッロ"ですが、一年、二年たっても十分楽しめるワインに仕上がっています。 共同組合、そんな保守的なメーカーが新たな1歩を歩みはじめました。それがトスカーナ・ルネッサンスと言っても良いようなスーパー・トスカーナと呼ばれるドリームワインへの挑戦です。 |
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カベルネ50%の”G” |
取扱いのグレベペーザのワイン
●i-5410 カステッリ・デル・グレベペーザ、グアルド・アル・ルコ1997 IGT
●i-5411 カステッリ・デル・グレベペーザ、コルティフレディ 1997 IGT
●i-9978 カステッリ・デル・グレベペーザ、2000 ノベッロ