エリザベス女王をはじめとする英国王室や世界のVIPが愛飲する銘品、ナインティンバー。
ナイティンバー(「新しい木の家」という意味)でワインが作られていたという記録は古く、1086年のドゥームズディ・ブック(世界で最初の土地調査書)に「ナインティンバー荘園」と記録されており、12世紀には修道士により食料とともにこの土地でワインが作られていました。
ヘンリー8世による修道院解体によりしばらくの間ワイン生産は途絶え、1980代に再開されます。
現在は約14ヘクタールのなだらかな南向け斜面にある畑にシャルドネ、ピノ・ノワールやピノ・ムニェが栽培されています。シャンパーニュ地域いと同じ寒冷な気候温度、白亜質の土壌をもつ丘陸斜面は南へ向かう太陽の光を反射させ、ぶどうはゆっくりと成熟されて酸味と糖度がバランス良く育ちます。
ナインディンバーでは、ぶどうはすべて丁寧に手摘みされ、伝統的手法のままに、瓶内二次発酵を行い、5年以上熟成させてから出荷されます。