梅雨の最中のワイン会で、当日もあいにくの雨
しかし、私を含めて8人のメンバーが集まりました

日時

1999年6月19日(土) 午後6:60〜9:30

場所

大田区立山王会館
東京都大田区山王3ー37ー11
電話 03ー3773ー9216

会費

2、500円

当日のワインリスト:

1995 クレマン・ド・ロワール

ウエルカムドリンクとして勝手に飲んでいただきましたが、栓がなかなか抜けなくて苦闘しました。

1997ガビ・デ・ガビ、コスタ・デル・ボッジョ

透明感のある薄い色で、さらさらと胃に流れ込みました。

1996アルザス・ゲヴェルツトラミネール・リザーブ、シコルスハイム

バラ、ボタン、ハマナスなど花芯から誘うような甘い香り。黒胡椒やカルダモンのようなスパイスの香りもあります。味わいは糖分は感じませんで、香りがそのまま溶け込んだよう。全体として、まとまりがよいが少し小ぶり。

1992シャルツホーフ、リースリング Qba エゴン・ミュラー

エゴン・ミュラーの普及版ですが、酸が丸みを帯び始めてきていますが、もう3年待ちたかった。'86を96年に飲んだ時の、ツヤツしたヤ油のような液面と完熟といえるようなさりげなさにはあと1歩。

1996シャブリ1Cru・タストヴァン、B・モンセニ

ミネラルっぽさと、やさしいながらしっかりした酸が全体を整えている。今までシャブリは寡黙なイメージで付き合っておりましたが、これは少し話し上手のよう・・・。1級シャブリの典型的な味なのでしょう。かなりおいしい。

1997 ミュルソー、P・ポネル

少し冷やし過ぎまして、最初は特有のナッティ感が汲み取りにくかったのですが、後にはかなり納得できる味わいで、まとまりもありました。

1995ロクスバラー・シャルドネ、ローズマウント・エステート

色はかなり濃い。これも少し冷やしすぎで、最初のアタックは痛みを感じるようは堅さでしたが、時とともにその大きな酒体が表われ、偉大なワインの印象。なんども試飲会でテースティングしていますが、今日は特にいい。「オーストラリアのモンラッシェ」と言われる実力を存分に楽しましてくれました。アフターティストもすこぶる長く、最高。

1995 コンドリュー、 E・ギガル

ヴィオニエのワインは「コンドリューを飲むぞ」という目的がなければめぐりあえないので、なかなか機会がありません。ギガルは初めてですが、かなり強烈な個性。少し乾かした柳の小枝をしゃぶったような、青々としてしかもオイリー。パワーがあり、余韻は長い。これは好みが分かれたワインでした。

1994ランゲンロイザー・シャルドネ・アウスレーゼ、ゾンホーフ

もっと甘い印象の記憶していたのですが、意外としとやかで香りもおだやか。デザートワインのつもりで用意したのですが、この上品さは、コンドリューの後では、ポジショニングが悪かったようです。

おツマミ :

パン、チーズ(カマンベール、スティルトン、ノルウェーのブルー、バノン)、
ボイルド・グリーンアスパラ、菜の花の辛し合え、インゲンの胡麻よごし、イクラ、焼豚、ローストビーフ。

いつもながら臼田さんの差し入れ :

パプリカのオリーブオイル浸け、サーモンのマリネ