色合いは淡いピンク色。グラスに注ぐと瓶内2時熟成による小振りでエレガントな泡が上がり続けます。
アロマは赤系果実のフルーティーでフレッシュな香りが広がります。
口に含むと柔らかい酸味により口内がさっぱりし、果実の甘味が程よく広がります。
社畑のぶどうのみ使用。
食前酒として最適、ヤギのチーズ、新鮮な魚介類の料理や塩気のある肉料理。生ハムを使った料理（サラダ等）、魚介のカルパッチョ等に最適。

　

　

　エウダルド・マッサナ・ノヤ社はバルセロナから車で約１時間のサンパウ・ド・オダルに1600年からブドウ栽培を続けており、現当主のエウダルド氏（４０歳）で８代目となります。1917年からカヴァの生産を始め、1994年に会社組織になりました。
所有する畑は６５ha。そのうち３０haはオーガニック専用の畑。しかもエウダルド氏の言うオーガニックというのは、月の暦に合わせたものだというのですから、実質ビオデナミのはずです。2006年には全てオーガニックにするという。

会社組織といっても正社員はたった５名の家族的なモノ。ワインは農産品なのだから工場生産のカヴァは造らないとエウダルド氏。
マッサナ・ノヤ社を訪ねたインポーターの営業の話では
デゴルジュマン、ドサージュのラインは１本しかなく、しかも滓抜き・打栓作業が変わっている。普通、瓶口を凍らせて滓を抜くのが教科書通りのやりかたなのですが、ここでは凍らせず、そのまま作業をしているという。それが昔からのやり方で、なんの問題もない。むしろこちらの方が良いとさえいっている。そしてそはほんの一瞬のできごとで、あっという間に滓抜きと打栓が終わっている。正に職人の完成された技だと。