Wine List 【 S-4121 】
モーニング2008 No 20 「神の雫」にも掲載さたイゲルエラ
この地で広く栽培される品種ガルナッチャ・ティントレラを初めて100%使用したこのワイン。 エッジに青みがかった非常に濃い紫色。小粒の果実を想わせる愛らしく旨味あるアロマと、ほのかにミントのように爽快でバルサミックなニュアンスも。味わいは柔らかく丸みがあり、心地良い酸がフィニッシュを引き締める。 果実味主体でボディも充分なこのワインは、価格が極めてリーズナブルなデイリーワイン並みですが、非常に飲み応えがあります。
フミーリャやイエクラ等のDOが注目を集め始めているスペイン南東部ムルシア州。これらのDOの北部に隣接するアルマンサDOの地に生産者「ボデガス・ティントラルバ」として設立されたのは2001年。つい最近のことです。 しかし、この新進気鋭のボデガの造りだすワイン「イゲルエラ」は、設立翌年の'02年ヴィンテージでいきなりP.P.88点を獲得!パーカーに“非常なお買い得”とまで言わしめました。 そして「神の雫」でも “エコノミークラスでこのレベルのワインが飲めることはほとんどない” “このワインには楽しさがある。そう、喩えて言うなら底抜けに青い空を突き抜けるようにそそり立つトーテムポールだ” と、取り上げられた2005ヴィンテージに続き、2007ヴィンテージの「バッカス2008」金賞は快挙と言ってよいでしょう。 改めてイゲルエラのコストパフォーマンスの高さを再認識させられました。
【 生産者 : サンタ・キテリア】 スペイン南東部アルマンサD.O.に属するボデガ。アルペラとイゲルエラという2つの生産者共同組合が2001年9月に統合して出来た新しいボデガです。
フランスからもたらされ、今ではアルマンサの地ブドウと言える程になった品種「ガルナッチャ・ティントレラ」(アリカンテ・ブーシェ)。ティントラルバはこのガルナッチャ・ティントレラ100%のワインを初めて造った生産者です。
● S-4121 サンタ・キテリア、イゲルエラ
● S-4122 サンタ・キテリア、イゲルエラ ロブレ