【ヴィンヤード】
ジャン・レオンは最高の土地と最高の気候の2つの条件が揃って初めて、最高のワインができると感じていました。彼は理想の土地を求めてカタルーニャに辿り着き、購入した土地に、彼はフランスでもプレステージワイナリーとして有名な、シャトー ラフィット・ロートシルト、シャトー ラ・ラギューヌ、コルトン・シャルルマーニュのカベルネ・ソーヴィニヨンやカベルネ・フラン、そしてシャルドネなどのフランス品種の苗木をスペインで初めて植えました。このことから、ジャン・レオンはスペインに高貴なフランス品種を植えた、先駆者として知られています。
また、ジャン・レオンは購入したぶどうを使用せず、全てが自社畑のぶどうで、パゴ(単一畑)のワインを造っていることも大きな特徴です。もちろん、収穫は全て手摘みで行われています。
ジャン・レオンのパゴ(単一畑)はペネデス地方の中心部の右側に位置します。この土地は、1963年に狭い範囲の土地を注意深くグループ分けしながら購入しました。自社畑は150haにおよびますが、100haが耕地となっており、その中でも67haで現在、栽培が行われています。ぶどう畑はペネデス地方の中でも緩やかな南斜面の山側にあり、標高は280〜310mで、北風や冬や春の霜害から守られています。
ジャン・レオン カベルネ・ソーヴィニヨン
グラン・レゼルヴァ・・・ラ・スカラ ヴィンヤード
ジャン・レオン カベルネ・ソーヴィニヨン
レゼルヴァ・・・レ・アヴレ ヴィンヤード
ジャン・レオン メルロー ヴィーニャ・パラウ・・・パラウ
ヴィンヤード
ジャン・レオン シャルドネ ヴィーニャ・ジジ・・・ジジ ヴィンヤード
【ワイナリー】
1964年に建築された、所有畑に囲まれたボルドー・シャトースタイルのワイナリーはワイナリーの外側はほとんどが当時のままですが、内側はより完成度の高いワイン造りの為、常に最新の設備を備えています。
ワイナリーの哲学は常に高品質でエレガントで、全てのワインについて、それぞれ個別に対応できる範囲に拘った少量生産であることです。醸造家のジャウメ・ロヴィラは全てのワイン造りを見続け、長年にわたってヴィンヤードやワイナリーで培った知識を還元しています。ワイナリーで特筆すべきは、保冷機能付きのステンレス・スティールバットで、全ての赤ワインとほとんどの白ワインがこのバットで発酵されます。また、ワインの保管にはジャン・レオンは3,000樽以上保管できる、地下セラーを使用しています。このセラーは自然で13〜15℃の温度を一年中保つ事が出来、十分な湿度もあります。