Wine List 【 S-3552 】

限定品
ロバート・パーカー5つ星のエル・ニドから
モナストレレの個性を引き出した

CLIO

 


Miguel Gil


Chris Ringland


Vinyard_ElNido

フミーリャのポテンシャルを世界に知らしめるグラン・ヴァンを作ろうと、3人の男が集まった。筆頭は、オーストラリアで醸造コンサルタントとしてグリーノッククリークやロックフォードを手掛けるクリス・リングランド氏。彼自らのワイナリー、クリス・リングランド(旧スリー・リヴァース)はオークションで$1000を越えることもある世界を代表する名醸造家であるが、氏は年4回スペインに足を運び醸造監修を行っている。
フミーリャの荒涼とした砂漠のような気候は、氏がオーストラリアで慣れ親しんだ得意な気候と言える。共同オーナーはフミリヤの代表的生産者ミゲル・ヒル氏と、アメリカでワイン輸入を行うホルヘ・オルドネーズ氏。3人が数年かけて畑を選び抜き、実現したワインがエル・ニド(意味は『巣』)である。ファーストヴィンテージの2002年が、世界的ワイン評価誌にていきなりの初登場96点を叩き出し、続く2003年も97点、そして2004年も99点を獲得。点数と共に常に最高の言葉で絶賛され、ウニコ、ピングス、テルマンシア、レルミタといった最高峰スペインワインのひとつとして、国内外問わず確立した存在となった。かの有名なスペインの3つ星レストラン「サン・パウ」でもオンリストされている。
古樹から採れる、完璧に成熟した最高のぶどうのみを厳しい選果を経て使用する信念の下、フミーリャのポテンシャルは見事に示され、彼らの大志は成功を収めた。今後更に、世界から渇望されるワインとなることに、疑う余地はない。


 

 

 

ボデガ エル・ニド、 クリオ

Bodegas El Nido. Clio 2020


産地 : スペイン、フミーリア地域
格付け : フミーリアDO、クリアンサ
生産者 : ミゲール・ジル氏 & オルヘ・オルドネーズ氏
醸造コンサルタント : クリス・リングランド氏
所有全畑面積 : 44ha
土壌 : 石灰質交じりの砂粘土質。石が多く痩せている。
栽培 : 砂漠のような乾いた土地のため、病気対策があまり必要でなく、減農薬でブドウを栽培している。また、剪定および、グリーン・ハーヴェストで収量を制限。ただし、激しい日差しからブドウを守るため、エフイヤージュ(除葉)は行わない。
品種 : モナストレル70%(樹齢65年)、カベルネ・ソーヴィニョン30%(樹齢30年)
単位収穫量 : 収量10〜15hl/ha。
醸造方法 : 収穫は小さい籠を使い数回に分けて行い、完璧に成熟した房だけを収穫する。ブドウがセラーに運ばれた時点で更に選果。上部開放型ステンレスタンクを使い25度以下で7日間アルコール発酵。抽出は出来だけ空気にワインを触れさせるようにしながらルモンタージュを行う。新樽にてマロラクティック発酵。
熟成 : 26ヶ月(アメリカンオークとフレンチオークの新樽100%)
アルコール度 : 16.0%
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン。フルボディ

淵がピンクがかったジューシーな色合い。濃厚なブラックベリー、バニラやチョコレートの甘い香り。ずば抜けた凝縮感とパワーを持ちながらも、バランスが取れている。 熟成のポテンシャルも高く、コストパフォーマンスに優れている。

 

参考

CLIO
歴代ヴィンテージの
パーカーポイント
2002 : 93p
2003 : 96p
2004 : 97p
2005 : 95p
2006 : 95p
2007 : 94p
2008 : 94p
 

ギア・ペニン2011年度ベストワイン
『ギア・ペニン』コメント:フミーリャの元詰めワインが好評なのは、ブドウの選定に費やした努力や、いくつかのブランドに対するクオリティのイメージに起因する。前年(2007VT)のワインも高い評価を保っているが、とりわけこれは、国際的に活躍中のボデガ(Julia, Roch, El Nido, Luzon, Casa de la Ermita, Carchelo)のおかげである。彼らは地域のレベルを引き上げ、素晴らしいモナストレルからよりエレガントなワインを生みだした。


フミーリア


クリオ&エル・ニドMag

 

ミゲール・ジル氏のワイン

 S-3788 ファン・ジル、シルバーラベル

 S-3552 エル・ニド、クリオ

 S-3555 エル・ニド、エル・ニド


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