鳳陽(ほうよう)
大吟醸 金賞受賞酒 720ml
令和6年全国新酒鑑評会金賞受賞

 

 弘法筆を選ばず!蔵元にして杜氏の内ケ崎 啓氏の
センス抜群の酒造りが今年も金賞受賞!

JS-882


720ml 詰
1本箱入り
\5,500.(税込価格)
在庫6本

 

 

産国

宮城県

生産会社

(資)内ヶ崎酒造店

生産者

株式会社佐浦

蔵元兼杜氏

内ケ崎 啓

原材料

米・米糀・醸造用アルコール

原料米

山田錦100%(兵庫県産)

仕込

令和5年2月仕込み。

酵母

宮城酵母

精米歩合

掛米・麹米: 40%・40%

アルコール度

16.0

容量

720ml

瓶詰

2024年6月

日本酒度

−4

酸度

1.35

アミノ酸度

0.95

火入れ

瓶燗(1回)

貯蔵

瓶貯蔵

荷姿

1本木箱入り、ギフトラッピング可(無料)

タイプ

大吟醸・雫酒 

4年連続の金賞受賞となりました。この4年間、すべて異なる酒米での受賞です。
1年目「美山錦」、2年目「蔵の華」、3年目「吟のいろは」
そして今年は「山田錦」で。
この偉業は蔵元にして杜氏でもある内ケ崎啓氏の醸造センスかもしれません。

「鳳陽」が目指す"きれいでありつつも味わいがしっかりとある酒"のために、精米歩合を35%から40%とし、お米の味わいを引き出しました。
華やかなリンゴの様な吟醸香と、口の中にふわっと広がる甘味をお楽しみください。
酒造りに真摯に向き合う酒造りは、今後も注目です!

 

伊達政宗の命で、奥州街道・富谷宿を開いた内ヶ崎家が創業。以来350年近く、県内最古の名門蔵として、量を求めず、妥協を許さず、理論に裏付けられた昔ながらの手作りにこだわる。酒銘は唐の李善感の故事「鳳鳴朝陽」にあやかり家運隆盛を願って名づけられた。
蔵の創業は元和4年(1618年)。蔵元・内ヶ崎家の歩みは街の歴史そのものと重なります。初代・織部(前名・筑後)は室町時代に黒川氏に仕えた家老で、伊達政宗の命により富谷宿の開設に尽力し、参勤交代をする奥州諸藩や松前藩の大名の本陣も努めました。酒造業を始めたのは2代目・作右衛門のとき。第4代藩主・伊達綱村が巡狩するときなどは、休憩所となり自家醸造酒を献納することが慣例となっていました。文化10年(1813年)には11代藩主・伊達斎宗に献酒し、「初霜」「春霞」の酒銘を賜るなど、仙台藩を代表する酒に。仙台藩の儒学者・志村五城が残した碑文には「自ら作った稲で酒を醸造、その味は極めて甘味」と記されています。平成17年(2005年)に「特別本醸造鳳陽初霜」を復活発売。明治期より使われている酒銘「鳳陽」は、唐の李善感の故事「鳳鳴朝陽」よりとって名づけたもので、瑞鳥である鳳(おおとり)にあやかり家運の隆盛を願い名付けられました。
創業以来約350年、一貫して先人の叡智の結晶である手づくりの酒を守り続けてきました。明治初期のままの姿を止める厚い白壁の中で、厳寒の冬の朝の寒さを利用し、南部杜氏の技で醸します。和釜で米を蒸すなど昔ながらの造りにこだわり、少量生産で量を求めず、妥協を許さず、丁寧に酒造りに挑んでいます。そのかいあって、平成20年現在、南部杜氏鑑評会35回連続優等賞受賞、全国新酒鑑評会では昭和59年以降11回もの金賞受賞。味わいは比較的穏やかな中にも、しっかりした味を留め、喉越しの良い酒を目指しています。

 

毎年春に行われ、明治時代から続く全国規模のお酒のコンテスト、全国新酒鑑評会。
今年も金賞受賞酒がお披露目されましたが、ところで今日「大吟醸」と呼ばれるお酒は、こうした蔵の技の粋を競うコンテストの中で、徐々に形づくられてきたものなのです。
「吟醸」という言葉は、明治の頃に誕生しましたが、「吟味して醸した酒」というほどの意味で、お酒の事象を指す言葉でした。
もともと定義が先にあったわけではありません。
やがて鑑評会・品評会が盛んになると、そこで造られるお酒のことを、「吟醸酒」と呼ぶようになります。技術の発達とともに、米を選び、よく磨き、酵母も選び、低温で発酵させ、小仕込みで造る……という造り方が、だいたい共通して行われるようになった頃から、吟醸・大吟醸という言葉が定着するようになりました。

蔵元は蔵の威信をかけて挑み、杜氏は自らの技の極限を競い、掌中の玉を磨くようにして作られる出品酒・大吟醸。
昭和50年代に入るまで、鑑評会出品酒、つまり大吟醸は、市場にほとんど出回らない蔵元秘蔵の酒に等しく、およそ一般の人が口にする機会はほとんどありませんでした。
今では気軽に飲めるようになりましたが、それでもチャンスがなければ滅多に口にできないのが、この金賞受賞酒。出会えたあなたはかなりの幸せ者。邂逅を喜びながら、最上級の味わいをお召しあがりください。

 

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