菊姫合資会社 石川県石川郡鶴来町ター8 杜氏: 森脇 正或(但馬)
極上のこだわりを持ち、加賀菊酒の伝統をかたちで証す真の系譜 「嗜好品だからこそ、どこよりもこだわった酒造りを」と、手本なき究極を求めて限界なき酒造りへ挑戦し続ける。その山廃は、本来の清酒の味と文化を世に問い、山廃ブームの先駆けとなった。白山麓に伝わる加賀菊酒の伝統を姿勢とかたちで証す真の系譜。
菊姫が、その年ごとに最高の造りと認めた吟醸酒をさらに十余年の歳月をかけ、ゆっくりと熟成した酒。それが「菊理媛」です。 名前の由来は「菊姫」同様、白山信仰の御祭神「菊理媛(くくりひめ)」から来ています つまり、「菊姫の中の菊姫」を象徴する酒として誕生させました。 吟醸酒が未だ広く世間に知られていなかった時代から菊姫では精魂を傾けて「飲んで 旨い吟醸酒」を追究してきました。 この研究・実験の一貫として、毎年の造りの中で特別に瓶詰めした吟醸酒を大切に慈しむように寝かせてきました。 その経年変化を詳しく調べてきた結果、独自の「老ね香」「老ね味」がのり、従来とは異なる価値観を持った酒として誕生させることができました。 それが「菊理媛」なのです。