初取扱いの酒「盛升」。この大吟醸が素晴らしいので、是非お薦めいたします。
神奈川県のほぼ中央に位置する厚木市。市街中心の本厚木駅から25分ほど車を走らせた丹沢山系大山(おおやま)の麓にあるのが1818年(文政元年)創業の黄金井酒造です。
黄金井家は代々
酒屋に貢献してきました。特に五代目は当時の増石税により木桶貯蔵の自然欠減分にまで酒税が課せられていた大正時代、これを減免するよう政府に直訴し控除が認められ全国の造り酒屋に貢献。その功績を称え昭和4年に京都嵐山の松尾大社に等身大の銅像が造立(現在は阪急嵐山線
松尾駅に神酒器のモニュメントが祭られています。また、日本酒造組合中央会
初代会長でもあります)。
現在は、八代目黄金井康巳氏のもと専務の陽介氏と社員杜氏の飯塚栄治氏が中心となり、日本酒、焼酎、リキュール、クラフトビール・ジン、みりんなどの製造を行っています。特に日本酒では全国新酒鑑評会R2BYから3年連続金賞(神奈川県では唯一の受賞)、あわせて9年連続入賞と抜群の成績を収めている蔵元です。