はな はと

榎酒造株式会社

広島県安芸郡音戸町南隠渡2−1−15
杜氏: 藤田 忠


平成22年5月21日発表

平成21酒造年度全国新酒鑑評会
金賞受賞酒

JS-088


720ml 詰
1本箱入り
\3,150.(税込み)
完売

 

華 鳩
山田錦 大吟醸原酒
金賞受賞酒


原材料名 : 米・米糀・醸造アルコール
原料米 : 山田錦
精米歩合 : 40%
アルコール分 : 17.6度
使用酵母 : 熊本酵母
日本酒度 : +2.5
酸 度 : 1.4ml
アミノ酸度 : 非公開
その他 : 瓶燗、瓶囲い、素濾過
詰口年月 : 平成22年06月
平成22年全国新酒鑑評会・金賞受賞酒
(平成21酒造年度産米) 

平成14年(平成13酒造年度)に

全国新酒鑑評会金賞
広島国税局主催新酒鑑評会優等賞 (広島県第一位)
広島県酒類品評会第一位
広島杜氏組合自醸酒品評会第一位

と、4冠達成でデビューした藤田忠杜氏は今39歳。そして今年の蔵人達の平均年齢もほぼ同じ。瀬戸内の小さな蔵で若者達が作り上げた芸術品。

 

 

  

 
<清酒「華鳩」醸造元、榎酒造はこんな蔵>
◆プロフィール
明治32年創業。「華鳩」の酒銘は所在地「鳩岡」の地名に由来している。戦前は全国品評会で名誉賞を受賞。昭和50年代以降全国新酒鑑評会で金賞受賞12回を数える。昭和49年酒造年度、貴醸酒を全国で最初に醸造した実績を持つ。平成12年全国新酒鑑評会にて金賞受賞。平成13年全国新酒鑑評会入賞。
◆造り
水質は中硬水。原料米は大吟醸に兵庫県吉川町(特A地区)山田錦を使用している以外は全量広島県産米。特定名称の酒には広島八反、千本錦、中生新千本を主体に使用している。平均精米歩合は60%。個性的な酒としては貴醸酒8年貯蔵酒がある。
◆酒質
自然な深い味わいで、特定名称酒はこざっぱりとした酸味のきいた優しい飲み口。一般に日本酒度よりも少し甘くやさしく感じられる場合が多い。疲れたときにもホッと安心して飲める酒、やすらぎのある酒を目指している。
◆地域の歴史
音戸町は瀬戸内海に浮かぶ倉橋島の町(広島湾の東南、呉市の南)。呉市とわすが幅70メートルの海峡で隔てられている。この潮の流れの速い音戸の瀬戸に昭和36年音戸大橋が架けられた。人口16,000人、気候温暖、年間降水量は少ない。カキ、音戸ちりめん、安芸いりこ等、海産物が名物。
文政年間の『芸藩通誌』によると、この倉橋島(または音戸島)は、「古昔、遣唐使、百済使の船みな、この国(安芸)に命じて作らせし」とあり、この島は造船の町であり、海上の要衝であった。また音戸は厳島神社の荘園であった。平清盛が1164年日宋貿易を盛んにするため、また瀬戸内海の交通や厳島神社への航路の便を図るため音戸の瀬戸を開削したと言われている。
 

 

 

 

 

(蔵元のリーフレットより)