- 2016年に杜氏着任以来、3年連続金賞受賞など高松杜氏の技と、若戎自慢のチームワークがその後も何度も金賞を受賞。
今年2024年も見事に「純米大吟醸」での金賞受賞!
先々代である重藤久一氏が1986年に三重県伊賀で栽培復活させた「三重山田錦」を100%使用しています。
この良質な「三重山田錦」を育む、山々に囲まれた自然豊かな伊賀盆地を表した等高線をパッケージにしています。香り高くやさしい味わいは、少し冷やしてワイングラスで楽しんでいただきたい一品です。
2017年 全国新酒鑑評会 金賞受賞
2018年 全国新酒鑑評会 金賞受賞
2019年 全国新酒鑑評会 金賞受賞
三重県新酒品評会 吟醸の部 首位知事賞受賞
2020年 全国新酒鑑評会 入賞(決審中止)
2021年 全国新酒鑑評会 金賞受賞
三重県新酒品評会 吟醸の部 首位知事賞受賞
毎年春に行われ、明治時代から続く全国規模のお酒のコンテスト、全国新酒鑑評会。
今年も金賞受賞酒がお披露目されましたが、ところで今日「大吟醸」と呼ばれるお酒は、こうした蔵の技の粋を競うコンテストの中で、徐々に形づくられてきたものなのです。
「吟醸」という言葉は、明治の頃に誕生しましたが、「吟味して醸した酒」というほどの意味で、お酒の事象を指す言葉でした。
もともと定義が先にあったわけではありません。
やがて鑑評会・品評会が盛んになると、そこで造られるお酒のことを、「吟醸酒」と呼ぶようになります。技術の発達とともに、米を選び、よく磨き、酵母も選び、低温で発酵させ、小仕込みで造る……という造り方が、だいたい共通して行われるようになった頃から、吟醸・大吟醸という言葉が定着するようになりました。
蔵元は蔵の威信をかけて挑み、杜氏は自らの技の極限を競い、掌中の玉を磨くようにして作られる出品酒・大吟醸。
昭和50年代に入るまで、鑑評会出品酒、つまり大吟醸は、市場にほとんど出回らない蔵元秘蔵の酒に等しく、およそ一般の人が口にする機会はほとんどありませんでした。
今では気軽に飲めるようになりましたが、それでもチャンスがなければ滅多に口にできないのが、この金賞受賞酒。出会えたあなたはかなりの幸せ者。邂逅を喜びながら、最上級の味わいをお召しあがりください。