合名会社　鈴木酒造店

秋田県仙北郡中仙町長野字二日町九
杜氏：　石沢繁昌(59歳)

原材料名　：　米・米糀・醸造アルコール
平成27年生産米使用、平成28年1月仕込み
原料米　：　兵庫県産山田錦100%
使用酵母　：　協会１８０１酵母
精米歩合　：　４０％
アルコール分　：　１６度以上１７度未満
日本酒度　：　＋２
酸　度　：　１．0
アミノ酸度　：　０．５
容量　：　７２０ml
生産量　：　１，２８０本
詰口年月　：　平成２８年６月
平成２８年全国新酒鑑評会金賞受賞酒
（平成２７酒造年度酒）　

小さいタンクで鑑評会出品用に仕込んだ大吟醸。
秀よしの蔵では、過去10年で、８回の入賞。そのうち６回が金賞受賞。
昨年に続き、４年連続の金賞を受賞です。
伝統が息づく歴史を刻んだ蔵で生み出された大吟醸は、すっきりとしながらも、程よい酸味で味わい豊か。

　「秀よし」は、その昔、奥羽山脈の湧き水を引いて作った用水が敷地内を流れているため、その伏流水を酒づくりにふんだんに使用でき、(現在も母屋の土間を細い川が流れており、緋鯉が泳いでおりました)また秋田県南部の穀倉地帯、仙北平野の北東部に位置することで、良質の米を手に入れることができました。
酒の仕込みにおいては雪の降り積もる頃、最適期を迎えます。
降雪により大気中のチリが取り除かれると同時に、酒蔵の中が酒造りに適した温度に保たれる環境は、北国ならでは。そんな中で、もろみは、低温長期にわたってゆっくりと発酵を重ね、旨い酒となっていくのです。