WineList 【 Saf-5347 】

南アがどんどん熱くなっていく!
パーカーも取り上げたファヴュー

2007/10/31号で特集
シラーズ
90点

 

 

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フェアヴュー、シラーズ
パール・ヴァレー

 Fairview. 2005 Shiraz
Paarl W.O


産地 : 南アフリカ、 W.O.パール(プリモ農場)
生産者 : チャールズ・バック&フェアヴュー社
品種 : シラーズ100%
熟成 : オーク樽熟成14ヶ月(新樽比率25%)
年間生産量 : 25,000本
アルコール度 : 14.9%
容量 : 750 ml
タイプ : 赤ワイン。 ミディアム〜フルボディ
標準小売価格 : \2,090.
受賞歴等:(2005Vnt)
コンクール・モンディアル・ブリュッセル2007 金賞。
ワインスペクテーテー90点
(ブラックベリーやダークチェリー香がしっかりと現れている。暖かな果実味とミネラルやバニラ香を持つ)
 
 フェアヴュー社がパール山の南西斜面に所有する畑から採れたブドウを主体につくられるワイン。果実の自然な甘味とシラーズ種特有のスパイシーさが絶妙に混ざり合っています。
 
南アフリカに最初のヨーロッパ移民が到着したのは1652年、オランダ人による東インド会社がアジアとの香辛料取引の拠点として喜望峰に港と居留地を建設する為でした。 ケープ 居留地の総督は、東インド会社を引退した人々に土地を分配する許可を出しました。1693年、二人目のケープ居留地の総督Simon van der Stel (シモン・ファン・デール・ステル)はフェアヴューの土地をフランスからの移民であるスティーヴン・ヴェルヴェに与えました。記録によると、フェアヴューで初めてワインがつくられたのは1699年。
そして、1937年リトアニア移民であるシャルル・バック氏がフェアヴューを購入するまでの間、このワイナリーは様々な人の手に渡りました。バック氏が購入した頃には既に酒精強化ワインの造り手としてその地位を確立しており、ある地元の医者などは、フェアヴュー のワインを子供の滋養強壮に紅茶スプーンで与えたりしていたものです。
シャルル・バック氏は1955年にこの世を去り、ワイナリーは彼の息子シリルに受け継がれました。 シリルがまず行ったのは、ブドウ樹の総植え替え。当時は育てたブドウや 醸造されたワインは全て大きな生産者協同組合に持ち込まれ、全ての南アフリカ産業はK. W.V.やS.F.W.(ステレンボッシュ・ファーマーズ・ワイナリー)の統制下にありました。
それでもシリルはとても進歩的な考え方の人間で、 規制を打ち壊すべく独自の道を歩む決断をしました。それは、1974年から自社での瓶詰めを始めるという当時では異例の出来事が物語ります。大きな生産者共同体による束縛から回避する為に、フェアヴューは1974年に初めてボトリングされたワインをオークションに かけることを決めました。

現在ではネダーバーグ・オークションが南アフリカワインオー クションとして世界的に有名ですが、実はフェアヴューのオークションが南アフリカ初のワインオークションだったのです。また、シリルは、今日フェアヴューの生産物として重要な一角を担っているチーズ製造部門の発端となる、搾乳用の山羊の飼育を1980年に開始 しました。

1978年、シリルの息子チャールズが、ワイン造りの学位をとり、他のワイナリーでの修行を 終えてフェアヴューに参画しました。チャールズの最初の仕事は、今ではフェアヴューのシ ンボルにもなっており、父シリルが構築しつつあった「山羊タワー」の建設でした。
1995年にシリルが亡くなったとき、チャールズはフェアヴューを正式に継承しました。世代は変わっても、父シリルが築き上げたフェアヴューの常に前進する姿勢は、脈々と受け継がれました。そしてテロワールを考慮して、適した場所にシラーズ、ヴィオニエ、ピノタージュ が植えられることになったのです。
(インポーターリリースシートより)

 


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