産地 ： 南アフリカ、ウエスタン・ケープ
生産者 ： 南アフリカ醸造者共同組合
品種 ： カベルネ・ソーヴィニヨン３１％、メルロ３１％、カベルネフラン１６％、マルベック１４％、プチ・ヴェルド８％
醸造　：　収穫は完全手摘み。最良の房のみを選別。300L入り樽で18ヶ月間、フレンチオーク100%、新樽比率は70%。最初の12ヶ月間はブドウ品種毎に熟成を行い選別。品種の個性を十分に発揮している樽だけ残しそれらをブレンドした後、更に6ヶ月間の熟成を行います。熟成終了後にもう1度選別し、合格した樽のみ瓶詰めされます。
アルコール度　：　１４．５％
容量　：　７５０ml
タイプ　：　赤ワイン、フルボディ
希望小売価格　：　３，７８０円
2016評価　：　第６回SAKURAアワード2009：ダブル・ゴールド受賞　

クラシックなスタイルで多面性に富んだワインはダーク・チョコレート、ハーブ、ユーカリ、ラズベリー、アメリカン・チェリーの香りとスミレやシガー・ボックスも感じます。良く収斂されたタンニンと緻密な構成が心地良いワインはとてもシルキーです。

Mentors(メントーズ)とは「師」や「マスター」という意味。1918年の創設以来、南アフリカのワイン産業をリードしたKWV社が次世代を代表するワインを造るべく立ち上げたブランドです。　

1918年、ワイン産業の安定を求めて、ブドウ栽培農家によって共同組合であるKWVが設立されました。1925年には南アフリカワイン産業において画期的な出来事がありました。KWVの支援のもと、長年研究を行ってきたペロード教授がピノ・ノワールとサンソーの交配に成功し、ピノタージュという南アフリカ独特のブドウ品種を生んだのです。ピノタージュはその後、栽培面積を広げ、南アフリカでは無くてはならない品種となっています。1973年には原産地統制呼称制度が設けられ、産地や生産年度、品種などの規制が始まり、正確なラベル表示が求められ、原産地が明確になりました。

KWVは南アフリカのワインやブランデーの最大級の輸出者として業界のスポークスマンであり、生産やマーケティングの先駆者の役割を担っております。さらに政府機関とも緊密な連携を取り、南アフリカ産業のリーディングカンパニーとして大きな役割を果たしています。1997年に民営化し現在は世界35カ国で販売しています。