WineList 【 P-9111 】

テランテス種からの
“幻のマディラ”


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ジャスティーノ マディラ
テランテス
オールド・リザーブ

Justino's Madeira
Terrantez
Old Reserve


産地 : ポルトガル、マディラ島
生産者 : ヴィノス・ジャティーノ・エンリケ、フィロス社
品種 : テランテス種
アルコール度 : 19.0%
容量 : 750ml

ジャスティノー社のセラーで発見された古い樽のモノだということで、2004年のFoofexの会場で試飲をさせていただきながら、この「オールド・リザーブ」の貯蔵年数について聞いてみましたが、生産者の方もよくわからないという。蔵人の話を総合すると40年以上はセラーに置かれたままになっていたものだそうで、現在注文本数分づつ瓶詰めされており、まだ樽での貯蔵は続いているとのこと。
ナッティで気品溢れるな香り。すっかり昇華した味わいはドライだが、幾重にも重なるさまざまな味わいが湧出してくるようで驚きに値するものです。後味はスッキリとし、心地よい余韻が研ぎ澄まされて繊細に長く続きます。

十分冷して食前酒としても、また常温でナイトキャップにもどうぞ。もう変化することがないほど熟成しておりますので、抜栓後もほぼ変化しませんので、あわてて飲みきる必要もありません。

 
ポルトガルの首都リスボンから南西978km離れた大西洋上にあるマディラ島は1419年に発見され、その後ポルトガルの植民地となった島。
大西洋上の孤島の密林を切り開いて産業を興すためにワイン用のブドウが持ち込まれたのは15世紀の中頃と推測されます。その時、一番最初に植えられた品種が、ここで紹介するマディラに使われているテランテス種です。
テランテス種は甘酸っぱく、香ばしい実をつけますが、弱い品種で、ワインをつくることができる程の収量を得ることが難しく、毎年ワインを造ることができるというわけではありません。また、テランテス種はデリケートなため接木ができず、フィロキセラ禍以降長い間、再び植えられることがありませんでした。その結果、収穫量は激減し絶滅に瀕しました。
ポルトガルには次ぎのような古い詩があります。
“テランテスの実を食べたり、人にあげたりしてはいけません。何故なら神様がワインを造る為に人間に与えてくれた葡萄だから”
また、レオナルド・ダ・ヴィンチはテランテスのワインが好きで、ルネッサンスの時代にテランテスを熟成させるために自分のワインの前で古典ヴァイオリンをいつも弾いていたという有名な逸話も残っています。(インポーターのリリースシートより)

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