◆ ワイナリーのオーナー兼醸造家・小山竜宇(たかひろ)さんと契約畑
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神奈川県出身の日本人醸造家小山竜宇氏は、クライストチャーチにあるニュージーランド
を代表する醸造学科を有するリンカーン大学でブドウ栽培とワイン醸造の学士過程を卒業。その後2004年にワイパラ・ヴァレーのプレミアム・ワイナリー、マウント・フォードのアシスタント・ワインメーカーとなり、2009年に自身のブランド、コヤマ・ワイパラ・ワインズ(現
コヤマ・ワインズ)を立ちあげました。ワイパラ・ヴァレーの優良契約農家からピノ・ノワールとリースリングのブドウを購入し、土地と自らのスタイルを純粋に表現することを信念としています。
ラベルには自身の名前「竜宇」からとった竜が描かれています。
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3つの契約畑
- タソック・テラス・ヴィンヤード(リースリング)
ワイパラ・ヴァレー南西に位置する氷河期堆積の砂利質土壌の畑
。2004年に植え付け、リースリング・クローンはガイゼンハイム。貴腐菌が付着しやすく、毎年何割かのブドウは貴腐菌の影響を受けるブドウ由来の自然な糖分と高い酸度のバランスに優れた畑。
- ピアソンズ・ヴィンヤード(ピノ・ノワール)
ワイパラ・ヴァレー北西に位置する砂利質?壌の平坦な畑。北西から吹き降ろす?が強いため、灰カビやウドンコ病が少ない。2004年に植え付け、全体で約2.5haの広さで、コヤマ・ワインズの契約は約1ha。クローンはUCD5,
10/5, Dijon 115, 667,
777。華やかな、明るいベリーの香りで、丸みのある柔らかいタンニンがあり、若いうちから楽しめる。
- ウィリアムス・ヴィンヤード(ピノ・ノワール)
ワイパラ・ヴァレー北東側丘陵地帯の麓に位置する石灰岩粘土質土壌。2000年に植え付け、全体で3,5haあるなかでコヤマ・ワインズは0.7haの区画を契約。ピノ・ノワール・クローンはUCD5,
Dijon 115,Dijon 667,
Abel。ピノ・ノワールにしては色濃く、タンニンが豊富で、ストラクチャーのあるワインとなる。
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