Wine List 【 i-999 】

イタリアを代表する巨匠 故・ブルーノ・ジャコーザの
永遠の銘柄
BARBARESCO

ワイン造りは小さい作業、判断の積み重ねが連鎖した飲み物です。前に決めた事が後々の作業や決定に大きく影響してきます。だからこそ全ての判断が適切でないと良いワインにはなりません。
ここにブルーノ・ジャコーザのワイン哲学が集約しているのです。
あまり多くを語らない温和な人柄と言われていますが、その口から放つ一言々々に深い重みがあります。
「ピエモンテの静かな巨匠」です。

最高の賛辞を受けるワイナリー

ワイン・スペクテイター
(100点を獲得した、バローロ レ・ロッケ・デル・ファレット リゼルヴァ 2000のコメントより)
〜これはバローロのロマネ・コンティである〜

ガンベロロッソ
(過去3グラスを13回獲得、ヴィニ・ディタリアより)
〜ブルーノ・ジャコーザは伝説的人物である〜

ワイン・アドヴォケイト
(99点を獲得した、バローロ レ・ロッケ・デル・ファレット リゼルヴァ 2004のコメントより)
〜これはブルーノ・ジャコーザによる途方も無い努力のものである。名誉なことに、私が幾度かこのワインのテイスティングする経験を得たが、まさに息をのむような経験であった。〜


輸入元・モトックス社 熟成企画

倉庫で一番条件の良い場所
定温・定湿(16℃、70%)
一切動かすことなく熟成

〜 熟成を経て素晴らしい状態になりました 〜
モトックスの定温倉庫で約7年間熟成、ポテンシャルを引き出しました
2021年1月下旬入荷予定 (限定1本)
 

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ブルーノ・ジャコーザ、バルバレスコ
アルベサーニ
 サント・ステファーノ

Bruno Giacosa. BARBARESCO
2009 Albesani Santo Stefano


産地 : イタリア、ピエモンテ州、ネイヴェ村
格付け : バルバレスコD.O.C.G
生産者 : ブルーノ・ジャコーザ
初ヴィンテージ : 1961年
生産畑 : サント・ステファノ(小さ過ぎてクリュで登録されていないが、知らない人はいない畑)
畑の向き : 南西
土質 : 粘土石灰質 
樹齢 : 約30年
植樹密度 : 約4,000本/ha
品種 : ネッビオーロ
醗酵 : ステンレス・タンク/上限30℃で温度管理し、約20日のマセラシオン/ステンレス・タンクにてマロ・ラクティック醗酵(場合によってはオーク樽)
熟成  : オーク樽熟成 約24ヶ月(5,500L&11,000L)/瓶熟成7ヶ月
フィルター掛け  :  無し
アルコール度 : 14.5%
容量 : 750ml
生産量 : 6,500本
タイプ : 赤ワイン。 フルボディ
標準小売価格 : ¥30,800.
オレンジを帯びた輝くルビーからはフランボワーズ、クランベリー、そして磯の香りも漂う。松や杉などの清々しい森林の香りも感じられる。酸とクリーンな果実のバランスが素晴らしく、上品の一言。きめ細かいタンニンは抵抗感がなく、舌の上を滑り通り、長い余韻が続く。

(2004年ヴィンテージについて)
トスカーナ州と同じく、非常にバランスの取れた年と言えます。暑くなく悪天候もなく、どちらかといえばフレッシュな年と言えるでしょう。年間を通して気候の移り変わりもレギュラーでしたが、ただ一つ良いワインを造る条件としてある程度グリーンハーヴェスト、ブドウ剪定をしたかどうかです。というのはこの年ブドウ樹が実を沢山つける傾向にあっためブドウの未熟に陥りやすかった理由によるものです。
ワインのスタイルは、バランスのヴィンテージで、長寿でありながら早くから飲めるといったところ。

 

 

ピエモンテ・ランゲ地区で3世代にわたりワインに携わってきたブルーノ・ジャコーザ。現オーナーであるブルーノ・ジャコーザさんの祖父、故カルロ・ジャコーザさんが自社で醸造瓶詰めしていたのが始まりです。
 お父さんの代でもワイン造りをしていましたが、第二次世界大戦の戦中・戦後では経済的にボトルワインの市場がなく、瓶詰めを行わずに量り売りをしていました。
 ブルーノさんは1929年生まれで、13歳から祖父のカルロさんと一緒に働き始めており、そして自分の名前「Bruno Giacosa」ラベルで瓶詰めされたファースト・ヴィンテージが1961年、「ブルーノ・ジャコーザ」が誕生ました。

 今では半世紀以上にわたる経験を持ち、ランゲ地区の畑については誰よりも知り尽くしていると言っても過言ではありません。畑と醸造における伝統に敬意を払うという、単純にして明瞭な哲学の下に造られるワインは一貫したスタイルを貫いています。確固たるスタイルを持ったワインは世代や時代を超えて、バローロのロマネ・コンティイタリアの5大シャトーの1柱を為すなど、世界中からイタリアを代表する生産者とされています。

ブルーノ・ジャコーサはエステイト畑は僅かで、大半が契約農家からの買い入れでまかなっています。また発酵後の熟成にも、小樽は使わないといいます。よくガイヤと比較対象されるライバルですが、ブドウ造り・熟成の樽の使用方法をみても正反対のようです。

 

 

「ブルーノ・ジャコーザ」のワインには2つのラベルが存在します

Casa Vinicola Bruno Giacosa(カーサ・ヴィニコラ・ブルーノ・ジャコーザ)
長年契約している畑から購入したブドウで造るワイン

Az.Ag.Falletto di Bruno Giacosa(ファッレット・ディ・ブルーノ・ジャコーザ)
自社で所有する畑から収穫されたブドウで造るワイン

(2つの違いについて)
 2つのラベルの間に醸造場所や方法などの違いはありません。両者間に品質差はなく、ただ区別するためのものです。ブルーノ・ジャコーザは、祖父の時代から何十年にも渡り同じ畑、同ブドウ生産者から購入しており品質も把握しています。
またブドウ生産者は、「ジャコーザさんは良いブドウしか購入しない。」と長年の取引で重々承知しており、購入するブドウの支払いも高価格で、しかもすぐに買い取るため、彼らが作り得る、最高のブドウを提供しているのです。その結果、何とワイナリーでは品質に関しての基準を設けないという、信頼度です。


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