WineList 【 i-3557 】

Great Italian

エドワルド氏の遺志を継承する“ロゼ”
CERASUOLO

 

白ワインは「高貴なトレッビアーノ」
赤ワインは「奇跡の神品」
そしてロゼは「桃源郷にいるように香しい」と称され
世界中の愛好家が血眼に探し回る『幻』のヴァレンティーニ。
栽培・醸造に関し、現代のテクノロジーを学ぶより、「古代ギリシャの哲学者の書の中にある」と確信し、どんなに後ろ指をさされようとも物ともせず試行錯誤を重ねた。
とてつもなく濃密なヴァレンティーニのワインは、何十年にも渡って楽しませる。

 


エドアルド・ヴァレンティーニ
チェラスオーロ
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ

Edoardo Valentini
Cerasuolo 2009
Montepulciano D'Abruzzo D.O.C

産地 : イタリア、アブルッツォ州(13
モンテプルチアーノ・ダブルッツオDOC
生産者 : ヴァレンティーニ家
品種モンテプチアーノ100%
平均樹齢 : 
生産量 : 
醸造 : ブドウを果皮浸漬した後、使い古しの樽で発酵
アルコール度 : 13%
生産量 : 本
容量 : 750ml
タイプ : ロゼワイン  フルボディ

 

なかなか手に入らないヴァレンティーニの希少なロゼワインです。
旧式のローラーで潰されたモンテプルチアーノ種のブドウを果皮浸漬した後、使い古しの樽で発酵させる「チェラスオーロ」は、さくらんぼという意味の「チェラーザ」から転じた語で、その色合いからロゼ色のワインを指す言葉として用いられています。

オレンジがかった色調のロゼワインで、非常にアルコール分がしっかりとしており、風味が豊かで、微かにアーモンドやプラムの香りもある辛口の驚愕ワインです。

 

アドリア海から中央アッペン二−ノ山脈に広がるペスカラ県は、アブルッツォ州の中でも一番人口が多く、サマーバカンスのメッカと言われるところです。この県の中でも海寄りの土地、ロレート・アプルティーノで1632年に創立され、以来脈々と続く大規模な家族経営ワイナリーが「エドアルド・ヴァレンティーニ」です。
当主エドアルド・ヴァレンティーニ氏は、自らが生まれ育ったこの地でモンテプルチアーノとトレッビアーノを栽培していましたが、2006年4月の氏の訃報に驚かれた方も多かったでしょう。
厳しい造り手として知られたヴァレンティーニ氏は『ブドウ閣下』と呼ばれ、一切の妥協を許さない彼のワインは、高い人気を誇るにもかかわらず生産量を増やさないため、今でもイタリアで最も入手困難なワインのひとつです。

ヴァレンティーニのモンテプルチアーノ・ダプルッツォ(赤)は
毎年リリースされているわけではありません。
良年のみリリースされるワインで、
その他の年はほとんどがチェラスオーロ(ロゼ)となってしまうようです。
つまり、ヴァレンティーニのロゼは
赤のモンテプルチアーノ・ダブルッツオのセカンド的な存在なのでしょう。
それだけにロゼとはいえ、ボリュームがあり、ほぼフルボディに近いものがあります。
ヴァレンティーニがイタリアのロマネコンティに例えられる所以でしょう。

ちなみに、下記が過去にリリースされた赤のヴィンテージです
2006, 2002, 2001, 2000, 1997, 1995, 1994, 1993, 1992, 1990, 1988, 1987, 1985, 1979, 1977

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