イタリアの白ブドウ品種。
マルケ、ラツィオなど中南部を中心にかなり広い地位で栽培されています。この地方で個性的発揮する品種で、青い若葉の香りで軽めのワインが多いが、長期熟成する品種と認められ、近年非常に評価が高まっています。
アフターに感じるグレープフルーツや樹皮のようなニガ味がアクセントとなっています。マルケ州では、カステッリ・ディ・イェージやヴェルデッキオ・マテリカなどのDOCがあります。　

生産地 ： イタリア、マルケ州(１１)、カステッリ・ディ・イエージ地域
格付け　：　ヴェルデッキオ・ディ・カステッリ・デ・イエージ　クラシコ　リゼルバ
生産者 ： マロッティ・カンピ社
畑　：　海抜１８０mの北東斜面
植栽密度　：　２，３００本／ha
ブドウ品種 ： ヴェルデッキオ100％
収穫　：　９月下旬〜１０月中旬に手摘み収穫し、酸化防止のため、小箱に入れドライアイスで低温保管輸送
発酵・熟成　：　ステンレスタンクで発酵。そのままシュール・リ状態で寝かせた後、２０％をバリックで、８０％をステンレスタンクでそれぞれ１２ヵ月熟成
アルコール ： １４．０％
容量　：　７５０ml、シンセティックコルク栓使用
タイプ　：　白ワイン。辛口
標準小売価格　：　\3,150.
参考評価　：
ガンベロ・ロッソ：トレ・ビッキエーリ(2007Vnt)
ドゥエミラヴィーニ：クアトログラッポリ(04,06Vnt)

モッロ・ダルバの近郊に位置するマロッティ・カンピ社は、地元で良く知られたワイナリーです。穏やかな丘陵地帯とブロウ栽培に適したテロワールに恵まれ、ラクリマ・デ・モッロ・ダルバDOCとヴェルデッキオ・ディ・カステッリ・デ・イェージ・クラシコDOCの中心にあります。マロッティ・カンピ家は、ここで一世紀以上にわたり土地を所有していましたが、、そのうち５２haをブドウ畑としていました。また1999年には新しいワイナリー施設も建設し、テロワールの遺産ともいうべきワインとワイン文化を伝えることに努力しています。ブドウ畑から瓶詰めまでを一貫してコントロールし、品質の高いワインを造るために情熱をもって努力をし続けています。