生産地 ： イタリア、ヴェネト州 ヴァルポリッツエラ地区
生産者 ： 　ファミリー パスクア、
ブドウ品種 ： コルヴィーナ・ヴェロネーゼ６５％、ロンディネッラ２５％、コルヴィノーネ５％、ネグラーラ５％
醸造　：　ヴァルポリチェッラ・クラシコの畑から収穫されたブドウを使用し、手摘みで丁寧に収穫されたブドウを、4〜5ヶ月間陰干しさせ、糖度を25〜30%まで上昇したところで、除梗・圧搾し１週間マセラシオン後約３０日間アルコール醗酵。MFLも行う。
熟成　：　１８〜２０ヶ月熟成後瓶詰。瓶熟成４ヶ月以上。
アルコール ： １５．０％
残糖　：　１０g/L
容量　：　７５０ml
生産本数　：　７，０００本
タイプ　：　赤ワイン。フルボディ
2013Vnt評価　：　

• Wine Spectator 2019 - 90 points
• Gambero Rosso 2018 - 3 bicchieri
• Robert Parker - 91 points
• James Suckling - 91 points
• Wine Enthusiast Best of 2018 - 90 points
• WOW The Italian Wine Competition - Medaglio d'Oro
• Luca Maroni - 92 punti
• I Vini di Veronelli 2018 - 90 punti

深みのある濃い赤の色調。黒スグリ、ブラックベリー、ダークチェリーを思わせる凝縮した香りにアーモンドやヴァニラのフレーバーを感じます。絹のようなタンニンとしっかりあした骨格が感じられる。

　

パスクア社を語る際、「家族経営」抜きに語れません。1925年、パスクア家はペルージャからイタリア北東部、ヴェネツィアを州都に持つヴェネト州のヴェローナに移り住み、ワインの生産を開始。以来、伝統的なワイン造りを大切にしながらも、新しい技術を精力的に導入。同社は、現在３代目となるカルロ・パスクア氏を中心に、イタリアで五指に入る生産量を誇るプライベートカンパニーとなっています。
また、特筆すべきは、輸出が70％を占めること。ワインの本場フランスをはじめ、ドイツ、日本など世界40カ国で、パスクアの味が認められています。

　

伝統的なワイン造りを大切にするパスクア社のこだわりは、ブドウの収穫にも。「ヴィッラ・ボルゲッティ　アマローネ・クラシコ」「レ・ソライエ」などは、ひとつひとつ丁寧に手摘みでピッキングします。
また、1998年からは自社畑の中心に位置する最新ワイナリーが本格稼働。ステンレスタンクなど最新の設備・技術を取り入れ、品質を確かなものにしています。1999年からは、より柔らかい口当りのワインを造るため、夜に収穫を行うナイトハーベストを試験的にスタート。より親しまれるワインを造るための工夫と努力は、留まるところを知りません。