Mazzei
マッツェイ家は
キャンティ・クラシコ地区の中心部カステリーナ・イン・キャンティで1435年よりカステッロ・ディ・フォンテルトリを所有している由緒ある一家。現在まで6世紀もの間、24世代にわたってワイン造りを続けています。長年キャンティ・クラシコ協会の会長を務めてきたマポ・マッツェイの2人の息子、フィリッポとフランチェスコが現在24代目CEOとしてワイナリーの経営に携わり、それぞれのテロワールの特徴を最大限に生かした高品質のワインを造り続けています。1990年代にはトスカーナの新しいワイン生産地域マレンマにも土地を購入し、マレンマ地区のワインの基準値とも言うべきワインを世に送り出し、その品質の高さは周知のものとなりました。また1990年代後半からは、シチリア島南東部ジゾラにも土地を購入し、新たな試みにチャレンジしているトスカーナのリーディング・ファミリーです。
Castello di Fonterutoli
カステッロ・ディ・フォンテルトリ社
かってはスーパー・タスカンの真の改革者として知られましたが、現在ではキャンティを改めて見直し、スーパー・キャンティ・クラシコの改革者として認知されています。
ワイナリーはキャンティ・クラシコの商標、ガッロ・ネッロ(黒い雄鶏)の逸話にも登場する由緒ある地にあります。
昔々、フィレンツェとシエナの都市国家は長い領土争いの決着方法として、一番鶏が鳴いたと同時に双方の騎士が馬を走らせ、両者がであった地点を境界線とするという取り込めをしました。その結果決まった地点がフォンテルトリだといわれています。
● i-6105 マッツェイ、ジゾラ