WineList 【 i-0950 】

ミアーニのエンツォ・ポントーニが

植樹から手掛けた接ぎ木なしのメルロ

Croatto Merlot

「これを飲まずして何を飲むのか」
『ワイナート』13号にて北イタリア特集のトップを飾ったミアーニ!このイタリア最強のカルトワインを生むエンツォ・ポントーニ氏が<フリウリのグランクリュ>ブットリオのテロワールに惚れ込み、ブドウの植樹から栽培、醸造全てを自らの手で行うのがクロアットです。2001年に植樹からワイン造りをスタート。醸造から瓶詰まで、全ての行程はミアーニと同じセラーで行われています。ポントーニ氏の手腕もさることながら、クロアット最大の魅力生むのは何と言っても、ラベルの『Clas(=石)』の文字が示す通り

ボルドーに似た砂利を多く含む粘土・石灰の混合土壌と
接ぎ木なしのブドウ栽培

◎同じくブットリオでも粘土主体のミアーニと比べると◎
★土壌→凝縮感とフルーティさの絶妙なバランスがもたらされ
★自根のブドウ→フローラルでアロマティックなキャラクターが備わります!

ミアーニがポントーニの
醸造家としての力量



クロアットは自根で育つ
ブドウと畑の力の表現

 

2014は難しい年と判断してメルロに僅かに他品種を数パーセント混醸して
「ロッソ」として畑名(Clas)を入れずリリースすることになりました。

 

アツィエンダ・アグリコーラ クロアット
ロッソ(メルロ) 2014
ヴェネツィア・ジュリア・赤

Azienda Agricola Croatto.
Rosso (Merlot)
2014
Venezia Giulia I.G.T.


産地イタリア、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州
ブットリオ
産地呼称 : ヴェネツィア・ジュリアIGT
生産者 : アツィエンダ・アグリコーラ・クロアット
(オーナー:ピエロ・クロアット)
醸造責任者 : エンツォ・ポントーニ氏
ブドウ品種 : メルロ種93%、レフォスコ&カベルネフラン7%
土壌 : 表面は小石に覆われた砂利質、地中30cmは粘土質、より深い場所は小石、粘土、石灰の混合土壌
栽培方法 : 有機農法を採用。植樹は2001年。接ぎ木なし。
単位生産量 : hl/ha
収穫・醸造 : 伝統的な方法でワイン造りを行っており、熟成はバリックにて行うが、新樽は一切用いない。20ヶ月熟成させ、ろ過せずに瓶詰。
アルコール度: 14.0%
容量 : 750ml
タイプ : 赤ワイン。 フルボディ
: 有機栽培
標準小売価格 : ¥3,240.

みずみずしく、華やかな赤系果実の香り。軽やかでジューシーな果実には青さはなく、しなやかに丸みを帯びた口当たりと、中盤から現れる細やかなタンニンとのバランスはこの価格のワインだとは思えないほど良くまとまっている。

 

 

 

クロアットは、イタリア最強のカルトワインとして名高いミアーニの当主エンツォ・ポントーニが植樹、栽培、醸造すべてを自らの手で行なう新プロジェクトである。その全プロセスにおいて、考え方や方向性は全く変わず、ミアーニに対してと同様の深い愛情と情熱が注がれる。『グランクリュ』ともいえるフリウリ最良の産地、ブットリオにある僅か3.8ha畑ソット・ダ・モンを所有するのがクロアット家であり、そのままワイナリー名となっている。誰よりも長い時間を畑で過ごすことで名なポントーニが、長年の研究結果からその畑の類まれなるポテンシャルに確信を持ったことで、このプロジェクトは生まれた。

2001年にポントーニにより、斜面上部にソーヴィニョン、下部にメルロの植樹が行なわれた。ラベルに記された『Clas(=石)』の文字が示す通り、表面は小石に覆われた砂利質で、地中30cmは粘土質、より深い場所は小石、粘土、石灰の混合土壌となっており、マール土壌であるミアーニ本人の畑との相違点がここにある。ミアーニのワインは濃厚なパワフルさが魅力であるのに対し、クロアットのワインは自根で育つ低収量のブドウが生む並外れた凝縮感を備えつつも、酸とミネラルが美しく、複雑さとエレガントを併せ持った味わいとなっている。

醸造、熟成、出荷まですべてミアーニと同じ施設で行なわれ、その生産量はわずか4000本程。イタリア国内でさえも、まして日本で出逢えることは奇跡といえる数量である。その為、今後ミアーニを越える入手困難となることが予想されるが、今後のイタリアワインを語る上で、なんとしても手に入れて飲まねばならない1本である。


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